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ウクライナの民謡をもとに生まれた有名な楽曲「キャロル・オブ・ザベル」の歌に支えられ、ひたむきに生き続ける戦時下の家族の姿を描き出した映画『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』が7月7日(金)より公開されるのを記念して、6月28日(水)にミニコンサート付チャリティ試写会が開催された。日本ウクライナ芸術協会代表であるヴァイオリニスト・澤田智恵を迎え、本作のタイトルにもなっている「キャロル・オブ・ザ・ベル」の演奏も含むミニコンサートが開催されたほか、ウクライナ駐日大使セルギー・コルスンスキーによる挨拶、本作監督からのビデオメッセージなども上映された。

「この映画は残念ながら全てのウクライナ人が現在経験している様子と非常によく似ています」

ウクライナの民謡「シェドリック」を基に生まれ、クリスマスキャロルとして世界中で歌い継がれる有名な楽曲「キャロル・オブ・ザ・ベル」。本作はこの歌に支えられ、第二次世界大戦下の中をひたむきに生きる3家族の物語。監督を務めたのはこれまではドキュメンタリーを主戦場としてきたオレシア・モルグレッツ=イサイェンコ。

この日行われたチャリティ試写会はオレシャ・モルグネツ=イサイェンコ監督からのビデオメッセージの上映からスタート。イサイェンコ監督は「私たちの映画が日本で公開されることをとても光栄に思います。この映画はウクライナの歴史をめぐる物語であり、描かれている様子は残念ながら全てのウクライナ人が現在経験している様子と非常によく似ています。この映画をお気に召していただけると嬉しいです。御覧になり、ウクライナ、我々ウクライナ人の生活、そして今起こっている戦争についてもっと知っていただきたいです。どうか我々のためにお祈り下さい。我々のことを思い出して下さい。ウクライナに栄光あれ!」と呼び掛けた。

そして日本ウクライナ芸術協会代表の澤田智恵が、ニジャンキーヴスキー作曲の「コロムィカ」、レオントーヴィチ作曲(ドゥーダ編曲)の「シチェードリク(キャロル・オブ・ザ・ベルズ)」、スコリク作曲の「メロディ」の3曲をバイオリン演奏。

「コロムィカ」は、イヴァーノ=フランキーウシク地方のコロミヤ村が発祥の西ウクライナ民族ダンス曲。「シチェードリク(キャロル・オブ・ザ・ベルズ)」は、正教会のクリスマス時期に幸せが各家庭に訪れるよう、村の娘たちが歌ってまわった伝統歌をレオントーヴィチが合唱曲として仕上げたもの。そして「メロディ」は、ウクライナ国民が愛してやまない一曲で、侵攻後の各国でのゼレンスキー大統領のオンライン演説にも引用されたという。

美しい演奏に会場は万雷の拍手。澤田は『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』について「家族がテーマの映画です。お子様から大人まで日本人全員に観ていただきたいです」と力強くアピールした。

一方、駐日ウクライナ特命全権大使セルギー・コルスンスキー閣下は「この映画を観るとき、皆さんにはいくつかのことを考えていただきたいです。私たちウクライナ人にとってソ連時代というのはウクライナの占領の時代でした。そしてウクライナがロシア帝国の一部であった時と合わせて370年間にわたる期間は、ウクライナが占領されていた時代でした」とウクライナの歴史背景を説明し「植民地である経験から非占領地域である経験から、今こそウクライナ人が自由になりたいと願い、必死に戦っていることを考えてください。『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』は、私たちウクライナ人の歴史的記憶をなす映画なのです」と重要作品であることを訴えた。

『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』は7月7日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国公開。

作品情報

キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩(うた)
2023年7月7日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国公開

出演:ヤナ・コロリョーヴァ、アンドリー・モストレーンコ、ヨアンナ・オポズダ、ポリナ・グロモヴァ、フルィスティーナ・オレヒヴナ・ウシーツカ
監督:オレシア・モルグレッツ=イサイェンコ 
脚本:クセニア・ザスタフスカ 撮影:エフゲニー・キレイ 音楽:ホセイン・ミルザゴリ
プロデューサー:アーテム・コリウバイエフ、タラス・ボサック、マクシム・レスチャンカ

2021/ウクライナ・ポーランド/ウクライナ語/シネマスコープ/122分/原題:Carol of the Bells

配給: 彩プロ 後援:ウクライナ大使館 映倫G 

©MINISTRY OF CULTURE AND INFORMATION POLICY OF UKRAINE, 2020 – STEWOPOL SP.Z.O.O., 2020

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