『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でアカデミー賞にノミネートされ、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が大ヒットと快進撃が続くベネディクト・カンバーバッチが、『ボーン』シリーズや『この茫漠たる荒野で』などの名匠ポール・グリーングラス監督とタッグを組むことが決定した。

"Benedict Cumberbatch" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0.
Copy text
『ブレイブハート』や『グラディエーター』のようなテイストの作品か
米「Deadline」の報道によれば、その新作は『ザ・フッド(原題)』(The Hood)。1381年にイングランドで起きた農民の反乱「ワット・タイラーの乱」を題材にしているという。
「ワット・タイラーの乱」とは、百年戦争の長期化に伴う課税やペストの大流行によって苦しむ農民たちが反乱を起こし、指導者ワット・タイラーに導かれてロンドン占拠を計画したもの。『ブレイブハート』や『グラディエーター』のようなテイストの、アクション要素も強い作品になるのではないかと言われている。
グリーングラスが脚本を書き、監督もする予定。カンバーバッチは農民たちのリーダー役で出演すると言われる。ワット・タイラーその人を演じるのかもしれない。