英国で上演された話題の舞台を映画館で上映するナショナル・シアター・ライブ(NTLive)作品『ベスト・オブ・エネミーズ』が9月8日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほかで公開。このたび本作のトークイベント付き先行上映が8月31日(木)夜にTOHOシネマズ 日本橋にて実施されることが決定した。

2015年12月にアカデミー賞ベストドキュメンタリーの最終候補の1つに選ばれた映画”BEST OF ENEMIES”に着想を得て英国の劇作家ジェームズ・グレアムが脚本を手がけた演劇『ベスト・オブ・エネミーズ』は1986年のアメリカ大統領選の時期に放映されたあるTV討論番組を主題としたドラマ。
本作は前知識がなくても楽しめる緊張感漂うエンターテインメント性の高い舞台となっているが、先行上映では、より本作を深く知るために当時のアメリカの社会背景について詳しい学習院女子大学教授の石澤靖治を招き、東京大学教授の河合祥一郎が進行役を務めるトークイベントが実施される。
石澤靖治は今回の劇場公開に向け、1980年代のアメリカの様相が現代アメリカに通じる状況を解説したコラムも執筆。「事前の情報や知識もなしにこの映画を見た時、題材は55年前のアメリカの出来事なのに、現在の話だと認識する人も多いかもしれない。それだけこの作品は現在のアメリカ社会の分断、それを助長させるメディアの軽薄さ、それによって形成される世論のありようを示しているからだ」という導入文で始まるコラムでは、当時のアメリカでは何が起きていたのか、そしてその事象が今のアメリカにどう繋がるのかを、本作の見どころに絡めて解説している。全文はNTLive Japanの公式HPに掲載→https://www.ntlive.jp/bestofenemies
NTLive『ベスト・オブ・エネミーズ』をより深く楽しめる先行上映の詳細は以下にて。
先行上映イベント概要
場所)TOHOシネマズ 日本橋
日時)8月31日(木)
18:40〜 トークショー(約30分の予定)
19:10〜 休憩(約10分)
19:20〜 本編上映開始(約160分)
登壇者(敬称略))石澤靖治(ゲストトーカー)、河合祥一郎(進行役)
座席販売)TOHOシネマズ 日本橋のHPにて8/29(火)0時(=8/28(月)24:00)から販売開始
https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/073/TNPI2000J01.do
劇場窓口での販売は8/29(火)の劇場オープン時〜
■登壇者プロフィール(敬称略)
石澤靖治
学習院女子大学教授。立教大学社会学部社会学科卒業。ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(行政学修士MAP)。博士(政治学)。ハーバード大学国際問題研究所フェロー、ワシントンポスト極東総局記者などを経て、2000年から学習院女子大学で教鞭をとる。2011年から2017年まで同大学学長。著作として『政治コミュニケーション概論』(ミネルヴァ書房、編著)、『戦争とマスメディア』(ミネルヴァ書房)、『アメリカ大統領の噓』(講談社)、『大統領とメディア』(文藝春秋)など多数。
河合祥一郎
坪内逍遙の兄・義衛の玄孫。日本シェイクスピア協会元会長。東京大学教授。ケンブリッジ大学と東京大学より博士号取得。共著にThe Routledge Handbook of Shakespeare and Interface (ラウトリッジ), The Cambridge Guide to the Worlds of Shakespeare (ケンブリッジ大学出版局)ほか。単著に『シェイクスピア』中公新書、『シェイクスピアの正体』新潮文庫、サントリー学芸賞受賞作『ハムレットは太っていた!』白水社ほか。角川文庫よりシェイクスピア新訳ほかを刊行中。自ら演出を手掛けるKawai Projectは第11回小田島雄志・翻訳戯曲賞特別賞受賞。作・演出の『ウィルを待ちながら』は2022年6月シビウ国際演劇祭に招聘された。
ナショナル・シアター・ライブ『ベスト・オブ・エネミーズ』
2023年9月8日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほかにて公開
作:ジェームズ・グレアム 演出:ジェレミー・ヘリン 出演:デヴィッド・ヘアウッド、ザカリー・クイント
上映時間:約180分(予定)
©️Johan Persson




