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映画大学の卒業制作なのに、アジアの映画祭・映画賞で話題をさらいまくったUFOロードムービー『宇宙探索編集部』が10月13日(金)より全国順次公開。このたび、公開に先駆け、コン・ダーシャン監督が来日。9月26日(火)にアップリンク吉祥寺にて本作の先行上映が開催され、来日最後の活動として上映後に監督が登壇し、観客とのQ&Aが行われた。

中国で若者に圧倒的な支持を得て大ヒット、アジア圏の映画マニアが選ぶ「迷影精神賞(シネフィル・プライズ)」の2023年ベスト1にも輝き、アジア圏の最大注目監督となったコン・ダーシャン監督が初来日ということで、在日中国人にもニュースが広まり、あっという間に予約が完売。貴重な席をゲットした日本の映画ファンも交え、超満席の会場は熱気に包まれた。
本作は、廃刊寸前のUFO雑誌の編集長と仲間たちが“UFO探し”の旅に出るという笑いあり涙ありのロードムービー。フェイクドキュメンタリーの手法が使われ、手持ちカメラの臨場感ある映像が特徴だ。そこで監督がはじめに「3列目くらいまでの皆さんにお詫び申し上げます。このような至近距離で(手持ちカメラの)映像を見て気持ち悪くならなかったでしょうか。本当に申し訳ございません」と映画同様のユーモアを交え挨拶。
その後は観客との質疑応答が活発に行われた。「劇中の詩の内容は?」と聞かれると「あれはスン役で出演していて共同脚本でもあるワン・イートンが書いた詩」と答え、さらに、「あえて詩を出さなかったラストシーンの演出の意図」についても上映後ティーチインだからこそ丁寧に解説。また「獅子の像の口の中の玉が消えるシーンの意味は?」という質問には、「獅子というのは中国の文化においては重要なシンボルで、獅子の口の中に玉があるのは中国人には日常的なこと。でもそれが消えるとしたら、“怪現象”。日常に根付いたものに“怪現象”が起きることでシュールな世界観を描きたかった」と答えた。
また「フェイクドキュメンタリーの手法をとった理由」については「ドキュメンタリーというのは“リアル”なものを撮る手法と考えられている。でもこの映画は、とんでもない物語。リアルな手法を用いてとんでもない物語を語る、そのことで何か化学反応が起きるのではないかと思った」と語った。
本国公開から「4回見た」「私も4回」という熱狂的ファン続出の本作。「監督の映画のスタイルが大好き。過去の短編もネットで探して全部見た。次回作は?」と質問が出ると、「中国ではよく“一生懸命働いたら、その分休みをとらなければいけない”と言いますよね。苦労してこの映画を撮ったから、今は休みをとりたいですね(笑)」と、中国映画界の外側にいたいという新人類監督らしく、飄々とした回答で観客を煙に巻いた。
最後に、日本でのプロモーション活動の感想を聞かれると、「この数日、日本の記者や媒体の方のインタビューをたくさん受けたんですが、皆さんとてもこの映画を受け入れてくれている。日本にはいろんなスタイルの映画があるので、かえって日本の皆さんだからこそ、この映画を受け入れてくれるのではないか」と日本映画ファンの監督らしく期待を込めて答えた。
トーク終了後には劇場ロビーに監督のサインを求める長蛇の列ができるという大人気ぶりで今回の来日プロモーションを終えたコン・ダーシャン監督の『宇宙探索編集部』は10月13日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。

宇宙探索編集部
2023年10月13日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺他全国順次公開
原題:宇宙探索編輯部|英語題:Journey to the West|2021|中国映画|118 分|1.78:1|5.1ch
監督:コン・ダーシャン(孔大山)|出演:ヤン・ハオユー(楊皓宇)、アイ・リーヤー(艾麗婭)、ロイ・ワン(王一通)、チミー・ジャン(蒋奇明)、ション・チェンチェン(盛晨晨)
配給:ムヴィオラ
©G!FILM STUDIO[BEIJING]Co.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
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