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「次世代のタランティーノ」との呼び声が高いアメリカの新鋭アナ・リリ・アミリプール監督の最新作『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』が今週11月17日(金)より全国公開されるのを記念し、公開直前配信イベントが11月13日(月)に実施され、映画評論家の町山智浩、タレント・歌手のでか美ちゃん、映画・音楽パーソナリティの奥浜レイラ、DJのSUGIURUMNが登壇した。

チョン・ジョンソについては「不思議な役が似合う俳優であり、英語が喋れるのも強み」

本作は、サイケデリックな音楽が鳴り響く刺激と快楽の街ニューオーリンズを舞台に、不思議な能力を持ったミステリアスな少女「モナ・リザ」の逃走劇が描かれる新感覚ムービー。主演を務めるチョン・ジョンソは、現在Netflixで配信中の話題作『バレリーナ』にもメインキャストとして出演しており、いまもっとも注目が集まる韓国人俳優。イ・チャンドン監督8年ぶりの長編映画『バーニング 劇場版』にて、魅力的な演技で異色のヒロインを演じ、華々しいスクリーンデビューを飾り、その後、韓国映画『恋愛の抜けたロマンス』やNetflix製作のホラー映画『ザ・コール』など、恋愛映画からアクション、ホラーまで変幻自在に演じる韓国の逸材だ。そんな彼女にとって初めてのハリウッド映画出演作となる本作では、他人を操る超能力を持ったミステリアスな少女「モナ・リザ」をチャーミングに演じた。

今回イベントに登壇したでか美ちゃんは先んじて本作を鑑賞し、「どのカットもこだわりを持っていて色彩やコントラストが美しかった。ストーリーはわかりやすさがある中で、貧富の貧に焦点を当てていたりして、見た目のポップさとは裏腹に物語のヘビーさもあって深みを感じた」と絶賛。町山は「施設から脱出するところから始まり、ゴア映画が始まるのかと思いきやホノボノとした日常的なところで話が進む。普通だったら軍が出てきたりする展開もあるのに、町の駐在さんがモナ・リザを追いかけたりして規模が小さい。超能力もSFXを使わずに表現しているので安上がり!」と評価。SUGIURUMNも「超能力が出てくるのに、物語はほっこり系。あ、良い話なんだ…と驚いた。音楽もハウス系でカッコいい」と気に入っていた様子をみせた。

超能力を持つ主人公モナ・リザを演じたのは、Netflix『バレリーナ』(23)で注目を浴びたチョン・ジョンソ。でか美ちゃんは「瞳の奥に何も見えない感じが凄い。ご本人自身もミステリアスな雰囲気をまとっていて私生活が見えてこない」と評し、奥浜も「背景がセリフで語られないのにモナ・リザを表現できる凄みがあった」と感心。町山は「『バレリーナ』の役も背景が明かされなかったので、続けて観ると『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』の前日譚のようにも受け取れる。実はチョン・ジョンソはデビュー作『バーニング 劇場版』(18)でも謎の少女役だった。不思議な役が似合う俳優であり、英語が喋れるのも強みだと思う」とストロングポイントを挙げていた。

モナ・リザと出会う貧乏ダンサーのボニー・ベルを演じたのはケイト・ハドソン。『あの頃ペニー・レインと』(00)で一躍注目されたが、でか美ちゃんは「今回は文字通り体を張っている。あんな見た目になるなんて…。ちまちまとお金を巻き上げようとする姿に、日々精いっぱい生きている女性としての姿が現れている」とヘビーな姿に絶句。町山も「『あの頃ペニー・レインと』当時はまさに妖精のようだったが、今回はまさにホワイトトラッシュ的な役どころ!よくこんな役をやったなと…。登場した時、彼女だとはわからなかった」と驚いていた。一方、『あの頃ペニー・レインと』以来のケイトファンという奥浜は「ファンとしては色々な役を演じるケイトを見られるのは嬉しい。ボニーの描き方も奥深くて多面的だったので、アミリプール監督ならではの女性像がしっかりと現れていたと思う」とその俳優魂に震えていた。

監督を務めるアナ・リリ・アミリプールは、オリジナリティ溢れるセンスを発揮していることから、“次世代のタランティーノ”という呼び声も高い。ヴェネチア国際映画祭では、最優秀サウンドトラック賞、サウンドトラックスター賞を受賞するなど音楽センスも際立っている。町山は「ゴブリン系の80年代イタリアンホラー的な音楽がずっと流れていて、イタリア系のミュージシャンを起用している。物語の舞台であるニューオリンズといえばジャズとブルースなのにそこらへんは使用せず、イタロディスコとかジョルジオ・モロダー系。不思議な趣味の持ち主だと思う」と音楽センスに脱帽。でか美ちゃんも「エンドロールを見た時に、曲数の多さに驚いた。それだけ音楽が作品にフィットしていたということ。選曲理由を知りたい」と興味津々。魅力あふれるキャスト陣、作品を彩る音楽など新鋭監督が魅せたこだわりといった本作の見どころを存分に語った。

トークイベント後にはRISING SUN ROCK FESTIVALやFUJI ROCK FESTIVAL等にも出演し世界的に活躍するアーティストSUGIURUMNがDJプレイを行った。『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』の世界観をイメージした楽曲を披露し、最後にはナット・キング・コールの名曲「モナ・リザ」で、大盛り上がりのイベントを締めくくった。イベントはDOMMUNE公式YouTubeチャンネルでアーカイヴ視聴が可能。アーカイヴ視聴URLはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=okLEitl0NOg

またトークイベントを終えたでか美ちゃんから熱いコメントも寄せられた。Q&Aは以下のとおり。

――大盛り上がりのトークイベントを終えた感想は?
映画をサブスクで見るのも素晴らしいけれど、映画館でほかの人と同じ作品を観て他人と感想を交わすのが、その作品が自分の中で特別になる手順として私の中にあるので、今回のイベントで登壇者の皆さんとそれが出来たのが嬉しかったです。

――チョン・ジョンソのようにハリウッドデビューの野望は?
端役で映画に出たり舞台に出演したりはしていますが、お芝居はちゃんとチャレンジできていない分野です。自分からやりたい!という気持ちは正直なくて、観る専門でいたいです。自分で書いた歌詞でさえライブで間違えるような人間なのでセリフ覚えも怪しいので、モナ・リザちゃんくらいセリフの少ない役であるならば…頑張ります(笑)!

――欲しい超能力は?
ありきたりかもしれませんが、瞬間移動!私はアイドルが好きなので休日はライブを見に行くことが多いです。旅の醍醐味として移動時間も大切なのかもしれませんが、ライブをはしごする身としてはそこを削りたい!瞬間移動さえできたら趣味と仕事の両立がよりはかどるのに…といつも思っています。

――日本公開に向けてメッセージをお願いします
『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は、一人で観るのも勿論楽しいですがみんなで観に行ってワイワイするのにも向いているタイプの映画だと思います。キャラクターがそれぞれ粒だっているので、自分はどのキャラクターが好きなのか、意見が分かれそうでそれをみんなで言い合うのも楽しいと思います!

『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』は11月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他全国公開。

作品情報

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
2023年11月17日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて全国公開

STORY
12年もの間、精神病院に隔離されていたモナ・リザ。ある赤い満月の夜、突如驚くべき特殊能力に目覚める。自由と冒険を求めて施設から逃げ出した彼女が辿り着いたのは、サイケデリックな音楽が鳴り響く、刺激と快楽の街ニューオーリンズ。そこでワケありすぎる人々と出会い、モナ・リザはその特殊なパワーを発揮し始める。果たして、彼女はいったい何者なのか?まるで月に導かれるように、モナ・リザが切り開く新たな世界とはー。

監督・脚本:アナ・リリ・アミリプール 出演:ケイト・ハドソン、チョン・ジョンソ、クレイグ・ロビンソン、エド・スクライン、エヴァン・ウィッテン

2022年/アメリカ/英語/106分/カラー/ビスタ/5.1ch/原題:Mona Lisa and the Blood Moon/字幕翻訳:高山舞子
提供:木下グループ  配給:キノフィルムズ

© Institution of Production, LLC

公式サイト https://www.monalisa-movie.jp

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