映画配信サービス「JAIHO(ジャイホー)」の、2024年12⽉から配信開始される全作品のラインナップが発表された。あわせて、12月の注目作『ブッジ&バイラヴァ』の特報映像が解禁された。
12⽉の注⽬作はJAIHOが⽇本初&独占、ワン・イーボーが主演を務める『我的朋友〜映画に愛をこめて〜』のほか、JAIHOが他サービスに先駆けて独占先⾏配信、世界興収185億円を突破した今冬最⼤の⼤注⽬SF超⼤作『カルキ 2898-AD』(2025/1/3公開)の前⽇譚を描くアニメーション『ブッジ&バイラヴァ』。
12⽉7⽇(⼟)から配信がスタートする『我的朋友〜映画に愛をこめて〜』(22・中国)は、今年⽇本で主演作が『無名』『ボーン・トゥ・フライ』『熱烈』と⽴て続けに3作も公開され、いずれもスマッシュヒット、まさにワン・イーボー・イヤーとも⾔える2024年を飾ったワン・イーボーが、『クラウド アトラス』などでハリウッドにも進出、『チィファの⼿紙』(2018)、『ヘマヘマ:待っている時に歌を』(2016)【JAIHO で常時配信中】などでも知られるベテラン俳優ジョウ・シュンとともに出演したヒューマンドラマ。
1990年、中国のとある地⽅都市。病⾝の⺟親と暮らすチョウは、テレビで流れるアジア競技⼤会の閉幕式を⾒てひと時の安らぎを感じていた。翌朝、チョウが受付係として働く⼯場では、アジア競技⼤会の垂れ幕やパンダのマスコット「パンパン」の撤去作業が⾏われている。そこへ、遠⽅から戻ってきた詩⼈のリーが訪ねてくる。その夜、⼯場内の映画館で従業員とその家族向けに『⼤⼈は判ってくれない』の上映会が催され、チョウは鑑賞券の配布ともぎりを担当していた。そこへ、リーが再び訪ねてくる…。
本作は2⼈がブランドアンバサダーを務める CHANEL と中国最⼤級のインディペンデント映画祭「⻄寧 FIRST ⻘年映画祭」とのコラボレーションによって制作され、第73回ベルリン国際映画祭 短編映画部⾨にも出品。ラストはフランソワ・トリュフォー監督の『⼤⼈は判ってくれない』(1959)が流れるなど、映画への愛と⼈間への温かいまなざしに満ちた作品となっている。監督は⻑編デビュー作の『⼋⽉』(2016)が第 53 回⾦⾺奨 最優秀作品賞、最優秀新⼈賞、国際批評家連盟賞を、短編『下午过去了⼀半(原題)』(2020)が第71回ベルリン国際映画祭 短編映画部⾨ 銀熊賞を受賞した、内モンゴル出⾝の新鋭チャン・ダーレイ。
12⽉12⽇(⾦)から配信がスタートする『ブッジ&バイラヴァ』は、⽇本でも⼤ブームを巻き起こした『バーフバリ』シリーズ主演のプラバースが主演を務めた待望の最新作。『RRR』を超える製作費とすでに世界興収が185億円を突破したことも話題になった、⽇本でも今冬の最注⽬作にしてSF超⼤作『カルキ 2898-AD』(2025/1/3 公開)の前⽇譚を描くアニメーション。
2896年、地上最後の都市カーシー。AI操縦⼠の「BU-JZ1」は、カーシーを⽀配する巨⼤要塞“コンプレックス”の貨物船を操縦中に、待ち伏せをした反乱軍に襲撃され墜落してしまう。⼀⽅、カーシーのスラムで⼀匹狼の賞⾦稼ぎをしているバイラヴァは、稼いだ⾦でコンプレックスの住⺠になる特権を狙っていた。⾼額の賞⾦を稼ぐため、速い⾞を作ろうと考え廃品置き場で部品を探していたバイラヴァは、そこで捨てられた BU-JZ1 と出会う。バイラヴァは BU-JZ1 に「ブッジ」という名前を与え、2⼈でチームを組み、コンプレックス⾏きを⽬指すのだが…。
『カルキ 2898-AD』の主⼈公である賞⾦稼ぎのバイラヴァと、彼と⾏動を共にするAIロボのブッジ。2⼈の出会いからやがて最⾼の相棒になっていく前⽇譚でもあるエピソードが2部構成のアニメーションで制作された。なお、監督は『カルキ 2898-AD』と同じくナーグ・アシュウィン、声の出演もプラバース(『バーフバリ』シリーズ)、キールティ・スレーシュ(『伝説の⼥優 サーヴィトリ』)が務めている。
このたび解禁された特報は、『カルキ 2898-AD』でバイラヴァを演じるプラバースが『ブッジ&バイラヴァ』でアニメーション化した⾃分たちをインドの⼦供達にチラ⾒せする様⼦を捉えたもの。アニメーションと実写が連動するというユニークな取り組みから⽣み出される、ナーグ・アシュウィン監督の新たな世界観への期待が⾼まる仕上がりになっている。
2024年12⽉注⽬の配信作品
『我的朋友(われてきほうゆう)〜映画に愛をこめて〜』
⽇本初!独占配信
★配信開始︓12 ⽉ 7 ⽇(⼟)00:00
監督︓チャン・ダーレイ
出演︓ワン・イーボー、ジョウ・シュン
2022 年/中国/24 分/⾳声︓中国語/字幕︓⽇本語/英題︓ALL TOMORROWʼS PARTIES
今年⽇本で主演作が『無名』、『ボーン・トゥ・フライ』、『熱烈』と⽴て続けに3作も公開、いずれもヒットを記録している⼈気俳優ワン・イーボーと、『クラウド アトラス』にも出演する等のベテラン⼥優(JAIHOでは『ヘマヘマ︓待っている時に歌を』(2016)が配信中)ジョウ・シュンが出演。2009年にはぴあフィルムフェスティバルとコラボ、⽮⼝史靖監督を招いてのティーチイン等も開催、審査員⻑にウォン・カーワイ監督を迎える年もあるなど、中国の学⽣や新⼈監督を対象に映像界の若い才能の育成・発表の場である「⻄寧 FIRST ⻘年映画祭のプロジェクトとして制作された作品でもある。
【ストーリー】
天安⾨事件が起きた年から1年後、1990年の中国。第11回アジア競技⼤会の余韻が冷めやらぬとある街で、内気な詩⼈リー(ワン・イーボー)は、フランソワ・トリュフォー監督作『⼤⼈は判ってくれない』(59)の上映会場となった⼯場のなかで、誰かを待っている。受付係の⼥性チョウ(ジョウ・シュン)は映画のチケットを配布している。物語は彼⼥の視点から優しく語られていく、ノスタルジックな時代のポートレート。
『ブッジ&バイラヴァ』
⽇本初!独占先⾏配信
★配信開始:12 ⽉ 12 ⽇(⾦)00:00
監督︓ナーグ・アシュウィン
声の出演︓プラバース、キールティ・スレーシュ
2024 年/インド/28 分/⾳声︓テルグ語/字幕︓⽇本語
英題︓B & B: Bujji and Bhairava
『バーフバリ』シリーズのプラバースが主演を務める最新作『カルキ 2898-AD』(2025年1/3(⾦)公開)の前⽇譚がアニメーションで登場。賞⾦稼ぎの主⼈公バイラヴァと、彼と⾏動を共にするAIロボのブッジ、2⼈の出会いからやがて最⾼の相棒になっていく知られざる誕⽣秘話が描かれる。『カルキ 2898-AD』と同じく監督はナーグ・アシュウィン、声の出演はプラバース(『バーフバリ』シリーズ)、キールティ・スレーシュ(『伝説の⼥優 サーヴィトリ』)。
【ストーリー】
その⽇はAIパイロットのBU-JZ1にとって記念すべき⽇だった。コンプレックスの貨物船を操縦する最後の⽇で、あと 1 ⽇すればとてつもない昇進が待っている。しかしそんな⼤切な⽇の重要な任務中に待ち伏せされ、墜落してしまう。バイラヴァはのんきな賞⾦稼ぎだ。稼いだ⾦でエリート階級であるコンプレックスに⼊るという野望を持っている。⾼額の賞⾦を稼げないのは速い⾞がないせいだと思い⽴つ。 廃棄物置き場でふたりは出会う。BU-JZ1 の提案で、バイラヴァが速い⾞を作るのを⼿伝ってくれることになり、ふたりはチームを組む。バイラヴァは BU-JZ1 の、BU-JZ1 はバイラヴァの能⼒を必要としていた。バイラヴァは BU-JZ1 をブッジと呼ぶことにした。物語の新しい章がいま始まる。
JAIHO 2024年12⽉ラインナップ
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