地方の公立校に着任した新人の数学教師が、教育の産業化に反対し、生徒たちの平等な教育の機会を訴える『バーラ先生の特別授業』が4月11日(金)より全国公開されることが決定した。あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁された。
『バーラ先生の特別授業』のストーリーはフィクションだが、テランガーナ州の僻地にある公立校で教育の状況を劇的に改善し、インド政府より教員向けの国家賞を授与されたランガイヤ・カデルラの半生にヒントを得て作られた。

主演は、タミル語映画界で俳優、吹替歌手、プロデューサー、監督としてマルチに活躍するだけでなく、『クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅』などインド国外の作品にも出演しているダヌシュ。監督は、本作が長編4作目となるヴェンキー・アトゥルーリ。

1990年代の経済自由化と1993年の教育制度の改革により、インドには多くの私立教育機関や予備校が生まれ、高い授業料に応じた質の高い授業が提供されるようになった。一方で公立学校は有能な教員が私立校に引き抜かれ、低階層の生徒は家計を助けるために授業を放棄し、教室が成立しない状況だった。チョーラワラム村の公立校に赴任してきた数学教師バーラは、大手私立教育機関の経営者からの妨害と闘いながら、受け持ちの生徒全員に共通試験で上位成績を上げさせることを目指す。

本作について、主演のダヌシュは「作品のメッセージが気に入り、出演を決めた。『教育は神からの施しであり、5つ星ホテルの料理のように売られるべきではない』という劇中のセリフに作品が伝えたいことが凝縮されている。説教じみた話ではなく、家族そろって鑑賞できる娯楽作品にしたかった」と話している。

ポスタービジュアルとあわせて解禁された予告編では、低階層の家庭の子どもや、女生徒たちが、家計を助けるために授業を受けずに働かなければいけない現実、バーラが生徒を守るために奮闘するバトルシーンも盛り込まれ、笑いあり、涙ありのエンターテイメント性溢れる熱い作品であることが伝わってくる。

『バーラ先生の特別授業』は4月11日(金)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。
バーラ先生の特別授業
2025年4月11日(金)より新宿ピカデリーほかにて公開
【スタッフ・キャスト】
監督・脚本:ヴェンキー・アトゥルーリ
製作:スーリヤデーヴァラ・ナーガ ほか
撮影:J・ユヴァラージ
音楽:G・V・プラカーシュ・クマール
出演:ダヌシュ (『クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅』『グレイ・マン』『無職の大卒』)
サムユクタ、サムドラカニ(『RRR』)、タニケッラ・バラニ(『バーフバリ』シリーズ)、サーイ・クマール(『リシの旅路』)、ラージェーンドラン、ハリーシュ・ペーラディ(『囚人ディリ』)、スマント、〈特別出演〉バーラティラージャー
原題:Vaathi
2023年/タミル語/134分/G(一般)
配給:SPACEBOX
©Fortune Four Cinemas ©Sithara Entertainments ©Srikara Studios




