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第96回アカデミー賞®国際長編映画賞ショートリストに選出された珠玉のハートフルムービー『アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓』が6月13日(金)より全国公開。このたび無実の罪で投獄された主人公チャーリーの運命が大きく動く衝撃シーンの本編映像が解禁された。

「映画自体はフィクションですが、描き込まれているディテールは史実に基づくものが多くあります」

本作は、どんな状況でも希望を失わない人間の姿を描く、心温まる感動作。幼少期に迫害から逃れ渡米したチャーリーは、祖国アルメニアに戻るもスパイ容疑で投獄される。絶望の中、窓越しに見える夫婦を想像で支えにしながら、仲のこじれた彼らを再び結びつけようとする――。監督・主演はマイケル・グールジャン。

このたび解禁された本編映像は、ソ連軍の軍司令官・ドミトリーが刑務所にやってくるシーン。彼の視線の先にいたのは、チャーリーが毎日、小さな牢の窓から見つめていた人物──ティグランだった。

かつて高名な画家だったティグランは、教会の絵を描いたことで、シベリア送りとなるはずだった。しかし、彼の妻がドミトリーの義理の妹だったことから、その罪は免れ、この刑務所で働くという異例の立場に身を置いていた。

そんな中、ドミトリーの目にふと留まったのは、刑務所の庭に佇む一人の囚人。「見覚えがあるんだが……」と静かに言葉を漏らすドミトリーに、刑務所長が「アメリカ人のチャーリーです。」と答える。

「私はシベリア送りを命じたはずだ!」と怒気を帯びたドミトリーの声に、場の空気が一変する。「なぜここにいる?急いだほうが身のためだぞ」――その言葉は、チャーリーの運命に再び暗い影を落とす。

チャーリーを演じたマイケル・グールジャン監督は、「この映画自体はフィクションですが、描き込まれているディテールは史実に基づくものが多くあります。例えばティグランは絵描きですが、教会の絵を描いてしまったものだから検閲に引っかかっちゃった、なんていうのは、プロデューサーの祖父の話そのままです。実際にチャーリーと同じようにアメリカからアルメニアへあの時期に帰還したのは300人ぐらいいるらしいです。そういったディテールをアルメニアに帰還した人たちの子孫は口々に語ります。刑務所のスピーカーから流れるあの音楽もスターリンの命令で、スターリンがいかに偉大で素晴らしい功績をこの国に残しているかを歌えということで、強制的に流さなければならなかった音楽でした」と、当時、実際に起こった出来事も盛り込まれていることを明かしている。

作品情報

アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓
2025年6月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国公開

STORY
幼少期にオスマン帝国(現在のトルコ)でのアルメニア人に対する迫害から逃れるためにアメリカに渡ったチャーリーは、1948年、自身のルーツを知るために祖国に戻ってくる。ソ連統治下にあっても理想の故郷に思えたからだ。ところがチャーリーは不当に逮捕され、収監されてしまう。悲嘆に暮れる中、牢獄の小窓から近くのアパートの部屋が見えることを知り、そこに暮らす夫婦を観察することが日課になっていった。いつしかチャーリーは夫婦の生活に合わせてあたかも同じ空間にいるかのように、一緒に食事をし、歌を歌い、会話を楽しんだ。ところが夫婦仲がこじれて部屋には夫だけが残され、時を同じくしてチャーリーのシベリア行きが決まってしまう。移送の期限が迫る中、チャーリーによる夫婦仲直り作戦が始まる――。

監督・脚本:マイケル・グールジャン
撮影:ガセム・エブラヒミアン 編集:マイケル・グールジャン、マイク・セレモン
美術:ネルセス・セドラキアン、アベット・トノヤンツ 衣装:マロ・パリアン 音楽:アンドラニク・バーバリヤン
出演:マイケル・グールジャン、ホヴィク・ケウチケリアン

2022/アルメニア、アメリカ/アルメニア語、ロシア語、英語/121分/原題:AMERIKATSI/字幕翻訳:大西公子/後援:駐日アルメニア共和国大使館/配給:彩プロ

映倫区分:G

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