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史上最年少のマン・ブッカー賞候補となった作家デイジー・ジョンソンによる「九月と七月の姉妹」に着想を得て制作された『九月と七月の姉妹』が9月5日(金)より公開。このたび、姉セプテンバーが妹ジュライを圧倒的な支配下に置くゲームに興じる本編映像が解禁された。また「思いやりと破壊は紙一重」「これが姉妹の共依存関係の核心」と語るアリアン・ラベド監督のインタビューテキストが解禁された。

今回解禁された映像は、伝令ゲーム“サイモン・セッズ”を“セプテンバー・セッズ“にアレンジし、姉妹だけのゲームに興じる姉セプテンバーと妹ジュライの様子を捉えたもの。このゲームでは、“回って”“鼻を舐めて”と一方が絶対的命令者となり、受け取った側が服従者となる。

一見子供らしい無邪気な遊びに興じているように見えるが、ジュライは姉のセプテンバーの言いなり。「思いやりと破壊は紙一重」「ホラーやサスペンスの要素は有害な人間関係という恐ろしい体験の中に組み込まれている」「それがこの姉妹の共依存関係の核心にある」とラベド監督が明かすように、「姉妹の歪な支配関係」を映し出した静かな叫びのようなシーンにもなっている。

本作は全編を通してフィルムで撮影されており、前半は16ミリ、後半は35ミリとフォーマットを切り替えている点も大きな特徴のひとつ。その理由について、ラベド監督は「ジュライの現実認識の変化を、さりげなく示す手段としたかった」と語っている。

また撮影手法について、ワイドショットを多用していることに触れ、「閉ざされた空間にある身体と、自然の広がりの中に置かれた身体、その両方を捉えたかった。フレームの中で身体が現れたり消えたりする“余白”を生み出すため」と意図を明かす。

さらに、「姉妹は共通の身体言語を持っていて、それが母・シーラとも融合していく」と述べ、「彼女たちは、賛美歌のような響きを持つ共通の“音楽的感覚”を共有している。そういった遊びややり取りを通じて、映画の中にある種の“軽やかさ”を生み出そうとした」と語る。そして、「親しい関係とは、奇妙さとおかしさが混じり合うもの。私はそれを、過度な感情(パトス)に陥ることなく探ろうと考えた」と、思いを寄せている。

作品情報

九月と七月の姉妹
2025年9月5日(金)渋谷ホワイトシネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国ロードショー

原題:September Says
監督・脚本:アリアン・ラベド
出演:ミア・サリア、パスカル・カン、ラキー・タクラー
原作:デイジー・ジョンソン『九月と七月の姉妹』(東京創元社刊)

© Sackville Film and Television Productions Limited / MFP GmbH / CryBaby Limited, British Broadcasting Corporation, ZDF/arte 2024

公式サイト https://sundae-films.com/september-says/

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