ベルギーで起きた少女拉致監禁・殺人事件を基にした深淵クライム・スリラー『マルドロール/腐敗』が、11月28日(金)より全国順次公開。このたび、本ビジュアルと冒頭映像が解禁された。
本作は、『変態村』(04)『地獄愛』(14)『依存魔』(19)の「ベルギーの闇3部作」で知られるファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督作。舞台となるのは1995年のベルギー。少女失踪事件の犯人を追うことになった主人公の憲兵隊ポールが、腐敗した警察組織の闇に直面し、真実を求めるあまり心身に異常をきたしていく様を緊迫感溢れるトーンで描いている。ベルギーで実際に発生し、司法を揺るがす結果となった“デュトルー事件”が基になっている。
今回、解禁となる本ビジュアルは、憲兵服姿の主人公ポールが、事件資料を背に佇む姿を捉えたもの。顔の右半分では、鋭く何かを追い求め、疑うような強い眼差しが確認でき、もう左半分は闇に沈み、うかがい知れない張り詰めた精神状態を感じさせる。正義感が強いポールが、事件捜査にのめり込むあまり、心身や人生、仕事などすべてが蝕まれていく様子を1枚に表現している。

ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督は、この日本オリジナルポスタービジュアルを大変気に入り、「『マルドロール/腐敗』の日本版ポスタービジュアルは、ポール・シャルティエのジレンマと、内なる葛藤を完璧に表現している。その表現力は素晴らしく、一瞬で心を奪われた。非常に満足だ」と喜びのコメントを寄せた。
あわせて解禁となった冒頭映像は、「警察組織の改革・統合が議論される中、憲兵隊と自治体警察と司法警察は敵対」と、1995年当時のベルギーにおける3組織の連携断裂を説明するところから始まる。続いて、憲兵隊ポールの衝動的な一面が垣間見えるシーンがあり、VHSを思わせる鮮烈なタイトルバックへと続いていく。映し出される捜索中の少女たち。その背景にある途方もない陰謀の全容は劇場で目撃しよう。
マルドロール/腐敗
2025年11月28日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
STORY
1995年、ベルギー。少女2名の失踪事件が発生。若手憲兵隊ポールは、危険な小児性愛者を監視する秘密部隊「マルドロール」に配属される。しかし作戦は失敗し、腐敗した警察組織の闇に直面したポールは、事件解決のため我を失い暴走していく。
監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
脚本:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ、ロマン・プロタ 撮影:マニュエル・ダコッセ 音楽:ヴァンサン・カエイ 編集:ニコ・ルーネン
出演:アントニー・バジョン、アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、ローラン・リュカ、ベアトリス・ダル
2024年|ベルギー・フランス|原題:Maldoror|フランス語|155分|1.78:1 |カラー|G
©FRAKAS PRODUCTIONS - THE JOKERS FILMS – ONE EYED – RTBF – FRANCE 2 – 2024
エクストリーム提供 アンプラグド配給
公式サイト unpfilm.com/maldoror




