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第78回カンヌ国際映画祭にてパルムドール(最高賞)を受賞した、イランの巨匠ジャファル・パナヒ監督の最新作『シンプル・アクシデント/偶然』が5月8日(金)公開。このたび、役所広司、森達也、小島秀夫、吉岡里帆、デーブ・スペクターら総勢15名の各界著名人からの絶賛コメントが到着。あわせてコメント入り特別映像が解禁された。

2010年、イラン政府への反体制的姿勢を理由に、映画制作および海外渡航を20年間禁じられ、違反したら禁錮6年という有罪判決を受けていたジャファル・パナヒ監督。自由を取り戻して最初に手がけた本作は、2025年のカンヌ国際映画祭 コンペティション部門に正式出品され、イラン映画としては28年ぶりとなる最高賞パルムドールを受賞した。

本作は、不当に刑務所に投獄された人々が、復讐を果たそうと試みる姿を、スリリングかつユーモアたっぷりに描いた復讐劇。監督自身の投獄経験や、同じ境遇の人々の声から着想を得て映画化した。予測不能の物語に渦巻く重厚なスリルと深遠なミステリーが交錯し、“魂の叫び”がほとばしる衝撃のクライマックスへと突き進む。ユーモアと緊迫感に満ちた社会派サスペンスの最高峰ともいえる一本となっている。

今回解禁された映像は、著名人から寄せられたコメントとともに、劇中の人々が陥る疑惑、不信、復讐を映し出す、サスペンス感あふれる特別映像。物語の核心へと迫る緊張感に、ますます期待が高まる内容となっている。

コメントを寄せた著名人は総勢15名。奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)は「自分の尊厳を奪った者に復讐を果たせば、それを奪還することができるのか」、河内大和(俳優・演出家)は「魂の怒りと叫びが、驚くほどのユーモアと共走し、数千年の問いへと辿り着く。悔恨は連鎖を止められるのか。赤く照らされた最終シーンが、一生記憶にこびりつく」、今日マチ子(漫画家)は「「顔を知らない」相手への怒りはどこへ向かうのか?理不尽な暴力と復讐が、ユーモアと緊迫感を交え立ち上がる現代の寓話」、小島秀夫(ゲームクリエイター)は「バイオレンスな“リベンジ・ムービー”とは異なる体制へのクレバーな“復讐”を果たす。ラストでの足音は、まさに彼らに忍び寄る今も続く“恐怖”でもある」と本作ならではの唯一無二の凄みを称える。

佐久間裕美子(ライター)は「体制を挟んで蹂躙した人と蹂躙された人が運命のいたずらによって再会する。人間の業の深さと良心のグラデーションに迫る」、サヘル・ローズ(表現者)は「記憶は正しいのか。復讐か許しか。人間の心とは何か。私ならどうするのかを深く問いかけてる。あの足音が、今も耳に残って離れない」、塩田武士(小説家)は「類いなき第一級のストーリー展開。極まっていく被害者たちの混乱に、監視国家の地獄が浮かび上がる」、竹中直人(俳優・映画監督)は「1人のどくとくな男の勘違い?思い込み?いいや!それは真実?!どちらともはっきり分からないまま巻き込まれてゆくどくとくな人たち!そのひとりひとりのお芝居がなんともリアルで面白い!そして…衝撃のラストに「え?え?え?え〜?!」。監督の遊び心がこころを貫く!」と本作がもたらす強烈な衝撃と深い余韻を口にする。

ダースレイダー (ラッパー)は「“体制”がいかに人間性を奪おうとしても、人は怒り、悲しみ、笑い、そして人生を祝いながら暮らしていく。パナヒ監督はまたしても人間そのものを見事に描き出している」、団塚唯我(映画監督)は「観終わってしばらくの間、胸のつっかえが取れない。どこか遠くで確かに起こっている争いのこと。私たちが傷つけあったあの日のこと」、デーブ・スペクター(放送プロデューサー)は「最後のシーンは果たしてどの意味を持つか、観る側が決めるミッション。定評のイラン映画にまた圧倒される。緊迫した情勢の中で公開され、尚、必見」、平野啓一郎(小説家)は「今まさに、このタイミングで見るべき映画だ。人々が互いを憎悪しなければならない政治体制に戦慄しつつ、その国が被っている軍事攻撃については反対する、という立場を確認するためにも。そして、遠い国の出来事としてではなく、この日本にも起こり得ることとして、見るべきだ。苦悩しつつ、憎しみの連鎖を断ち切ろうとする人間たちの絶望と希望を受け止めよう」と作品が持つ深いメッセージ性に言及する。

森達也(映画監督・作家)は「これほど熾烈な復讐劇なのに、パナヒが持つユーモアとペーソスは健在だ。絶望の果てに見える救い。それは今のイラン情勢に重なる」、役所広司(俳優)は「全編の緊張感と可笑しみ、そして、あのラストシーンの素晴らしさ。パナヒ監督の力は底知れない!」、吉岡里帆(俳優)は「パナヒ監督の怒りや悲しみが冒頭から最後まで洪水のように傾れ込む、世界をちゃんと見ろ!と胸ぐらを掴まれているような…映画の怖さと素晴らしさ、そしてそこにかける覚悟の美しさ」と、それぞれの言葉で称賛を送っている。コメント全文・一覧は以下のとおり。

著名人コメント ※50音順・敬称略

自分の尊厳を奪った者に復讐を果たせば、それを奪還することができるのか。暴力の連鎖を断つか否か、深いトラウマを共有する人々の道徳的なジレンマは生々しく、観客の安易な応答を拒むようでもあった。象徴的なラストシーンによって、この映画は私の内側で息をし続ける。
奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)

魂の怒りと叫びが、驚くほどのユーモアと共走し、数千年の問いへと辿り着く。
悔恨は連鎖を止められるのか。赤く照らされた最終シーンが、一生記憶にこびりつく。
河内大和(俳優・演出家)

「顔を知らない」相手への怒りはどこへ向かうのか?
理不尽な暴力と復讐が、ユーモアと緊迫感を交え立ち上がる現代の寓話
今日マチ子(漫画家)

拉致した復讐相手が本人なのかどうかを確かめるべく、様々な関与者が一台のワゴンに同乗していく。“復讐”だけで繋がった他人たちのユーモアとペーソス溢れる“復讐の真実”に迷う旅。そのどこか陽気で暢気なトーンが、社会的背景をより痛烈に浮き彫りにする。バイオレンスな“リベンジ・ムービー”とは異なる体制へのクレバーな“復讐”を果たす。ラストでの足音は、まさに彼らに忍び寄る今も続く“恐怖”でもある。
小島秀夫(ゲームクリエイター)

体制を挟んで蹂躙した人と蹂躙された人が運命のいたずらによって再会する。
人間の業の深さと良心のグラデーションに迫る。
佐久間裕美子(ライター)

記憶は正しいのか。復讐か許しか。
人間の心とは何か。私ならどうするのかを深く問いかけてる。
あの足音が、今も耳に残って離れない。
サヘル・ローズ(表現者)

類いなき第一級のストーリー展開。
極まっていく被害者たちの混乱に、
監視国家の地獄が浮かび上がる。
塩田武士(小説家)

1人のどくとくな男の勘違い?思い込み?いいや!それは真実?!どちらともはっきり分からないまま巻き込まれてゆくどくとくな人たち!そのひとりひとりのお芝居がなんともリアルで面白い!そして…衝撃のラストに「え?え?え?え〜?!」。監督の遊び心がこころを貫く!ぜひとも映画館で、パナヒ監督の描く世界に翻弄されようではないか!
竹中直人(俳優・映画監督)

“体制”がいかに人間性を奪おうとしても、人は怒り、悲しみ、笑い、そして人生を祝いながら暮らしていく。
パナヒ監督はまたしても人間そのものを見事に描き出している。
ダースレイダー(ラッパー)

観終わってしばらくの間、胸のつっかえが取れない。
どこか遠くで確かに起こっている争いのこと。
私たちが傷つけあったあの日のこと。
団塚唯我(映画監督)

最後のシーンは果たしてどの意味を持つか、観る側が決めるミッション。
定評のイラン映画にまた圧倒される。
緊迫した情勢の中で公開され、尚、必見。
デーブ・スペクター(放送プロデューサー)

今まさに、このタイミングで見るべき映画だ。人々が互いを憎悪しなければならない政治体制に戦慄しつつ、その国が被っている軍事攻撃については反対する、という立場を確認するためにも。そして、遠い国の出来事としてではなく、この日本にも起こり得ることとして、見るべきだ。苦悩しつつ、憎しみの連鎖を断ち切ろうとする人間たちの絶望と希望を受け止めよう。
平野啓一郎(小説家)

これほど熾烈な復讐劇なのに、パナヒが持つユーモアとペーソスは健在だ。
絶望の果てに見える救い。それは今のイラン情勢に重なる。
森達也(映画監督・作家)

全編の緊張感と可笑しみ、そして、あのラストシーンの素晴らしさ。
パナヒ監督の力は底知れない!
役所広司(俳優)

「国家による暴力への、人生をかけた最大限の非難と抵抗を見た。」と一言に言ってしまって良いのか逡巡する程に私は平和な国で育ち、この世界で起こっていることを自分事として理解できていないんだと痛感した。
パナヒ監督の怒りや悲しみが冒頭から最後まで洪水のように傾れ込む、世界をちゃんと見ろ!と胸ぐらを掴まれているような…
映画の怖さと素晴らしさ、そしてそこにかける覚悟の美しさ。
吉岡里帆(俳優)

まとめ(注目ポイント)

  • カンヌ最高賞受賞!巨匠ジャファル・パナヒ監督の最新作が5月8日公開世界三大映画祭すべての最高賞を制覇したイランの巨匠が、投獄経験に着想を得て描き出した社会派サスペンスの最高峰。
  • 役所広司、吉岡里帆、小島秀夫ら総勢15名が絶賛俳優、映画監督、ゲームクリエイター、小説家など、各界のトップランナーたちが本作の持つ圧倒的な熱量と衝撃のラストを称賛。
  • 緊迫感あふれる「コメント入り特別映像」が解禁不当に投獄された人々の復讐劇。ユーモアとミステリーが交錯し、物語の核心へと迫るサスペンスフルな映像が公開された。
作品情報

シンプル・アクシデント/偶然
2026年5月8日(金)、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開

監督・脚本:ジャファル・パナヒ 『白い風船』『チャドルと生きる』『人生タクシー』『熊は、いない』
出演:ワヒド・モバシェリ、マルヤム・アフシャリ、エブラヒム・アジジ、ハディス・パクバテン、マジッド・パナヒ、モハマッド・アリ・エリヤ

2025年/フランス・イラン・ルクセンブルク/ペルシャ語/103分/日本語字幕:大西公子/字幕監修:ショーレ・ゴルパリアン

配給:セテラ・インターナショナル/協力:ユニフランス

©LesFilmsPelleas

公式サイト simpleaccident.com

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