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アカデミー賞国際長編映画賞のハンガリー代表作品に選出され、国内外の映画祭で数々の賞を受賞してきたハンガリーの鬼才パールフィ・ジョルジ監督が描く異色のヒューマンドラマ『雌鶏』が9月25日(金)より全国公開。このたび予告編が解禁された。

本作は、搬送中に逃走した1羽の雌鶏(めんどり)の旅を、人間の尽きない欲望や社会の理不尽さをユーモラスに描いた、世界で初めてニワトリが主演を務める話題作。CGIや特殊効果に頼ることなく8羽の雌鶏による実演によって撮影を敢行。その高い芸術性と独特な作家性で世界の映画ファンを唸らせた。

今回解禁となった予告編は、本作のストーリーテラーとなる1羽の黒い雌鶏が、養鶏場で母鶏から卵として産み落とされる、まさにその誕生の瞬間から始まる。

他の卵と共に次々とベルトコンベアに乗せられた彼女は、途中でふ化し、ふわふわとした黄色いヒヨコの群れの中、ただ一羽の黒いヒヨコとして運ばれていく。

やがて立派な雌鶏へと成長するものの、人間の価値基準によって売り物にならないと判断され、「うまいスープにするさ」という言葉とともにトラックへ乗せられてしまう。

しかし、思いがけずガソリンスタンドで脱出に成功し、生まれて初めて自由を手にした彼女は、犬やキツネ、高速で行き交う車道で命の危険に脅かされながらも、おじさんが営む廃墟と化したレストランへとたどり着く。そこには、幼い娘を育てる事情を抱えたカップルも同居する、どこかワケありな一家の姿があった。途中、怒り叫ぶ女性や抗議デモの様子なども映し出され、不穏な事件の予感が漂う。

映像の最後には、おじさんが大事な卵でオムレツを作る姿を目の当たりにし、ガクッと肩を落とす雌鶏の姿も。その絶妙な“演技力”は、思わずシュールな笑いを誘う。

人間たちの悲劇と、我が子となるヒヨコとの出会いを夢見る雌鶏――。異なる二つの世界が衝突した瞬間に一体何が起こるのか? 想像を超えるスリリングな展開と壮大な物語の幕開けを予感させる映像となっている。

まとめ(注目ポイント)

  • 予告編映像が解禁『雌鶏』が2026年9月25日に全国公開。主人公となる黒い雌鶏の誕生から旅立ちまでを収録。
  • 世界初のニワトリ主演映画CGや特殊効果に頼らず、8羽の雌鶏による実演で撮影された異色のヒューマンドラマ。
  • 自由を求める雌鶏の旅出荷用トラックから逃げ出した雌鶏が、人間社会の欲望や理不尽さと向き合う壮大な物語。
  • 人間ドラマと交錯する運命ワケあり一家との出会いを通じ、人間たちの悲劇と雌鶏の願いが交錯する展開を描く。
作品情報

雌鶏
2026年9月25日(金)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

STORY
養鶏場で生まれ育った1羽の雌鶏が、出荷用トラックから脱走。人生初の自由を手に入れた彼女は、刺激と危険に満ちた世界を走り抜け、ワケあり一家が暮らす家へと辿り着く。庭に建つニワトリ小屋で新生活を送るなか、初恋を知り、初めて産んだ卵を温め育てようと決意する。ところが大切な卵は毎日人間に回収されてしまう過酷な現実に直面。人生とは?生きるとは?雌鶏は我が子がヒヨコになる日を夢見る一方、飼い主一家はとある事件に巻き込まれる。そこには両者にとって思いがけない運命が待ち受けていた――。

監督:パールフィ・ジョルジ 脚本:パールフィ・ジョルジ、ルットカイ・ジョーフィア プロデューサー:タナシス・カラタノス
出演:雌鶏(エスティ、サンディ、フェリ、エンチ、エティ、エニクー、ノーラ、アネット)、ヤニス・コキアスメノス、マリア・ディアコパナヨトゥ、アルギリス・パンダザラス

2025年/ギリシャ・ドイツ・ハンガリー/96分/ギリシャ語、英語/5.1ch/カラー
日本語字幕:石田淳子 映倫:G区分 配給:ハーク 配給協力:フリック

©2025 Pallas Film-Twenty Twenty Vision-View Master Films-ZDF

公式サイト www.hark3.com/mendori

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