90年代のUSインディー・シーンに浮上した謎多き音楽集団「エレファント6」のはじまりとおわり、そして現在に至るまでを余すことなく記録したドキュメンタリー映画『エレファント6レコーディング・カンパニー』が7月31日(金)より全国順次公開。このたび、著名人の応援コメント&「ニュートラル・ミルク・ホテル」のジュリアン・コスターの動画コメントが解禁された。あわせてチャド・ストックフレス監督の来日が決定した。
今回、本作をいち早く鑑賞した著名人たちより応援コメントが到着した。ミュージシャンの小山田圭吾は「90年代のUSインディの空気を久しぶりに強く思い出しました。サイケデリックでローファイ、DIYで、どこかビーチ・ボーイズの影も感じるような音楽。自分と同世代の感覚として、とても共感するところがありました。」と、かつて「アップルズ・イン・ステレオ」のロバート・シュナイダーと共演したことや90年代の音楽シーンを振り返り、「少し感慨深い気持ちになりました」と本作に声を寄せた。

ライター・研究者の竹田ダニエルは「お金がなくても、仲間と自由があればなんだってできる!」と常にDIYで創造することにこだわっていた点や、「ロックの歴史を変えた、アンダードッグたちの反骨精神の記録」と創造性を生み出した“共同体”の姿に焦点をあてた。

オリヴィア・トレマー・コントロールとコラボレートしたことのあるカヒミ カリィの「まるで柔らかい壁に手を触れてそのまま吸い込まれたような体験だったなと思う」のコメントからは、懐かしさと同時にどこか不思議で、当時のやさしい空気感さえも伝わってくるほどだ。

そのほか、トクマルシューゴ、Setter(Setter & The Teammates)、高野寛、サカモトヨウイチ、村尾泰郎らから絶賛のコメントが届いた。

また、「ニュートラル・ミルク・ホテル」のジュリアン・コスターより動画コメントも到着。日本が大好きで10回以上来日しているジュリアンが世界で最も好きな場所・東京で、公開を待ちわびる日本の観客にメッセージを寄せた。本編内のインタビューでエレファント6での活動は「本当の自分自身でいられるんだ」と語っているジュリアン。動画では「若い頃、特別な経験をたくさんした」と述べ、「友人たちと、愛、創造性、そして友情が世界で最も大切なものだと信じていた」と、かつて同じ場所で暮らし、同じ時間を共有した“仲間”に想いを馳せた。「最も素晴らしいものばかりもたらせてくれた」と日本語で語り、ブランコで揺られながら「映画館で見てね」と話すジュリアンからは、彼の飾らない人柄が垣間見える内容となっている。
そして、本作の公開にあわせて、チャド・ストックフレス監督が来日し、8月1日(土)に舞台挨拶が実施されることが決定した。今回が初来日となるストックフレス監督より、ドキュメンタリー制作の経緯やエレファント6のメンバーとの交流、VHSビデオテープの無料レンタル方式のエピソード等、直接話を聞ける貴重な機会となる。
『エレファント6レコーディング・カンパニー』監督来日記念舞台挨拶
日時:8月1日(土)14:15の回上映後
場所:シネマート新宿
ゲスト:チャド・ストックフレス監督
販売:7/24(金)17:00より劇場オンラインにて販売開始
※残席ある場合、翌日オープン時より窓口も販売
※イベント詳細:劇場HPにて
https://cinemart.cineticket.jp/theater/shinjuku/schedule
著名人コメント ※順不同/敬称略
Elephant 6の映画を観て、90年代のUSインディの空気を久しぶりに強く思い出しました。サイケデリックでローファイ、DIYで、どこかビーチ・ボーイズの影も感じるような音楽。自分と同世代の感覚として、とても共感するところがありました。
当時、自分のレーベルでもThe Apples in Stereoのアルバムの日本盤をリリースしましたし、『Fantasma』ではRobert SchneiderとHilarie Sidneyと共演しました。“Chapter 8”という曲は、事務所のスタジオのソファに座って、Robertと二人でギターを弾きながら作った記憶があります。Robertはとてもポジティブで、ものすごく早口で、話が止まらない人でした。
その後も海外のフェスで偶然再会したりすることがありましたが、この映画を観て、90年代という時代がもうずいぶん遠くなったのだなと、少し感慨深い気持ちになりました。
いつかまたどこかで会って、“Chapter 8”を一緒にライブで演奏してみたいです。
―小山田圭吾(ミュージシャン)
2000年、アセンズでThe Olivia Tremor Controlと『Once Upon A Time』というミニアルバムを作ったのですが、思い出すと、それはまるで柔らかい壁に手を触れてそのまま吸い込まれたような体験だったなと思う。
この映画はその壁の向こう側の、凄い世界の話。
―カヒミ カリィ(ミュージシャン、文筆家、フォトグラファー)
彼らの音楽に触れたことがきっかけで、私も宅録を始めました。本作を観ていると、「時代も場所も違うけど、自分もエレファント6の一員かも?」なんて気分になれて嬉しくなります。後追い世代の私にとって、当時のライブ映像やインタビューを観ることができたのは最高の体験でした。この作品は、そんな私たちのためのタイムマシーンであり、どこでもドアです。
―Setter(Setter & The Teammates)(ミュージシャン)
これは"誰も知らない遊園地の話"かもしれない。
でも多くの音楽好きやミュージシャンにとっては"自分のこと"かもしれない。
僕たちがやってることは何かになるのだろうか(ならなくても)
"How strange it is to be anything at all"
―トクマルシューゴ(ミュージシャン)
お金がなくても、仲間と自由があればなんだってできる!
唯一無二のサウンドは、いつだって爆発的な創造性を持ったコミュニティから生まれる。
ロックの歴史を変えた、アンダードッグたちの反骨精神の記録。
―竹田ダニエル(ライター・研究者)
DIY、カセット、溢れ出すサイケデリックなアート。
永遠に鳴り響くローファイなエコーに撃たれて、
遠く忘れかけていた衝動が蘇った。
作り続けよう、と思った。
―高野寛(ミュージシャン)
ビル・ドスのセリフ
「目が覚めた時には理解できていた夢の内容が誰かに説明しようとすると意味不明になる感じ」
まさにそんな、なんと美しく、なんて儚く、なんて純粋な音楽家達。この音楽も映像も本当に奇跡だと思う。
―サカモトヨウイチ(ELEKIBASS / WaikikiRecord)
オルタナ・バブルに沸く90年代のUSロック・シーンで、
売れることより仲間と自由に創作することを選んだ若者たち。
彼らは食べ物を分け合い、宅録とライヴに明け暮れた。
そんな小さなユートピアを描いた『エレファント6レコーディング・カンパニー』は、
アートと友情をめぐるインディー青春グラフティだ。
―村尾泰郎(映画/音楽評論家)
※ジュリアン・コスター動画コメント
私たちが本当に若い頃
友人たちと私は
愛 創造性 そして友情が
世界で最も大切なものだと信じていました
そして私たちは 正しかったのです
愛 創造性 友情は
私が経験した最も素晴らしいものばかり
もたらしてくれました
そして 今もそうです
私たちが本当に若い頃
特別な経験をたくさんしました
この映画はそれについてのものです
映画を観た人々が
自分たちの人生に現れる
新しい愛 友情 そして創造性を
信じるようになるかもしれないと 感じました
特にここ日本で
そうなることを心から思っています
なぜなら
東京は 私にとって
世界で最も好きな場所だからです
本当にありがとうございます
映画館で見てね
まとめ(注目ポイント)
- 7月31日公開の音楽ドキュメンタリー 『エレファント6レコーディング・カンパニー』が7月31日より全国順次公開。90年代USインディー・シーンの軌跡を描く作品。
- 小山田圭吾ら著名人コメント到着 小山田圭吾、カヒミ カリィ、トクマルシューゴ、竹田ダニエルらが作品への思いを寄せた。
- ジュリアン・コスター動画コメント公開 ニュートラル・ミルク・ホテルのジュリアン・コスターが、日本の観客へ向けたメッセージ動画を公開。
- チャド・ストックフレス監督が初来日 公開を記念し監督の初来日が決定。舞台挨拶では制作秘話やエレファント6との交流について語られる予定。
エレファント6レコーディング・カンパニー
2026年7月31日(金)シネマート新宿、アップリンク吉祥寺、シネマリスほか全国順次公開
監督・製作・撮影 :チャド・ストックフレス
出演 :ロバート・シュナイダー、ビル・ドス、ウィル・カレン・ハート、ジェフ・マンガム他
2022年/アメリカ/英語/93分/カラー/ビスタ/5.1ch
原題:A Future History Of: The Elephant 6 Recording Co.
日本語字幕:大熊香奈/字幕監修:坂本陽一(ワイキキレコード)
提供:トーキーマジック、キングレコード/配給:キングレコード
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