全世界興収4億円ドル超えの大ヒット作『ゴジラvsコング』(日本は近日公開)のアダム・ウィンガード監督が、ユニバーサル・ピクチャーズのSFスリラー『Hardcore(原題)』の監督を務めるとHollywood Reporterなどが報じている。

『ゴジラvsコング』で成功を収めたウィンガードが製作・監督・脚本を兼任
このたび映画化が発表された『Hardcore』は、『ウォーキング・デッド』のクリエイターであるロバート・カークマンとマーク・シルベストリのコミックシリーズをベースにしたアクションスリラーで、自らの手を汚さず世界を救う兵士の旅を描かれるとのこと。脚本はカークマンによるオリジナルのアウトラインを基に、ウィンガードが『スリーピー・ホロウ』のリブート版を手掛けた気鋭の脚本家ウィル・シモンズと共同で脚色する。
2016年のドラマシリーズ『アウトキャスト』でも監督(1エピソード)と原作者として組んでいたウィンガードとカークマン。今回の報道に合わせてカークマンはTwitterで「アダムと再び仕事ができることがうれしい!」と喜びを表している。
So THRILLED to be working with Adam Wingard again! https://t.co/CtBv9grgXe
— Robert Kirkman (@RobertKirkman) May 24, 2021
アメリカで劇場とHBO Maxで同時公開された『ゴジラvsコング』は、興行収入が全世界で4億ドルを突破するなど、パンデミック以降最大のヒット作に。この成功を受け、製作のレジェンダリー・エンターテインメントはウィンガード監督とモンスターバースの別作品の交渉を進めているという。