「黒いモーツァルト」といわれたフランスの作曲家シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュの伝記映画『シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ/Chevalier de Saint-Georges(原題)』に『ボヘミアン・ラプソディ』のルーシー・ボイントンがマリー・アントワネット役で出演することが決定した。米Deadlineが報じている。

ルーシー・ボイントン
MTV International, CC BY 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by/3.0, via Wikimedia Commons
『WAVES/ウェイブス』で注目されたケルヴィン・ハリソン・Jrが主演

タイトルになっているシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュは、18世紀フランスで活躍した作曲家。フランス人農園主とアフリカ人奴隷の間に生まれた。

ヴァイオリニスト、作曲家、剣士として活躍し、フランスの社交界で広く知られる存在となり、ルイ16世のヴェルサイユ王室楽団のディレクターにも指名されたが、マリー・アントワネットやその宮廷との不和などにより没落していく。

『WAVES/ウェイブス』で注目されたケルヴィン・ハリソン・Jrがシュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ役で主演を務める。 監督はHBO版『ウォッチメン』のスティーヴン・ウィリアムズ。またヒューゴ・ウィーヴィングを叔父に持つ注目女優サマラ・ウィービングも最近キャストに加わっている。 

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