数々の問題作を世に送り、常に日本映画界の話題をさらい続けている園子温監督がハリウッドでついに監督デビューし、主演にニコラス・ケイジを迎えた痛快エンターテインメント『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー。このたび、園子温監督ワールド全開の日本版メインビジュアルが完成した。

舞台は架空の未来都市サムライタウン。悪名高き銀行強盗のヒーロー(ニコラス・ケイジ)はある日、街を牛耳る悪徳支配者ガバナー(ビル・ モーズリー)のもとから逃げ出したバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令を受ける。いったんはその命令を拒んだものの、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着され、ゴーストタウンまでバーニスを追う羽目に。決められた時間内にサムライタウンに戻らねば自身の命が危ない。ヒーローは無事時間内にバーニスを連れ戻すことが出来るのか?
ケイジの脇を支えるハリウッド俳優に『キングスマン』のソフィア・ブテラ、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテス。そして日本からは『キングダム』等アクション映画で活躍する TAK∴(読み:たく/アクション監督坂口拓の俳優時名義)らに加え、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、園子温監督作の常連であり日本映画を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK 連続テレビ小説「エール」(20)などで活躍した潤浩(ゆんほ)などが参加した。不可能に挑戦し続ける、狂暴かつ強烈なふたつの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快作だ。
このたび解禁されたポスタービジュアルは、主人公のヒーロー(ニコラス・ケイジ)が額に皺を寄せ遠くを見つめているショットを中心に、周りには「悪こそ正義」「狂暴かつ強烈‼︎」の文字が踊る。混沌の中にも園子温ワールド全開の日本版ビジュアルが完成した。
制作途中には、ニコラス・ケイジ本人から「ちょっと賑やかすぎない…?」とのリクエストがあり、デザインを変更したというエピソードも。
完成したビジュアルを見てニコラスは「タイトルのフォントと色味もイイネ👍」と太鼓判を押した。園子温監督の『アンチポルノ』を気に入り、園監督作品への出演を熱望していたというニコラス。本作にはすでに「間違いなくcrazy!」「ヤバイ!最高に楽しい映画だ!」との絶賛の海外評が寄せられている。
プリズナーズ・オブ・ゴーストランド
2021年10月8日(金)より、TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー
【STORY】
世界を牛耳る悪徳ガバナー(ビル・モーズリー)の魔の手を逃れたバーニス(ソフィア・ブテラ)をゴーストタウンから連れ戻すよう命じられた悪名高き銀行強盗ヒーロー(ニコラス・ケイジ)。決められた時間内にサムライタウンに戻らねば自身の命が危ない!ヒーローの運命やいかに?!
フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウエスタン、チャンバラ、SF・・・ジャンルを横断する「フィクションならではの楽しみ」が映画から溢れ出る!不可能に挑戦し続ける、狂暴かつ強烈なふたつの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメントがここに誕生した。
監督:園子温
ニコラス・ケイジ ソフィア・ブテラ ビル・モーズリー ニック・カサヴェテス
TAK∴ 中屋柚香 YOUNG DAIS 古藤ロレナ 縄田カノン
脚本:アロン・ヘンドリー レザ・シクソ・サファイ 音楽:ジョセフ・トラパニーズ
原題:Prisoners of the Ghostland
2021/アメリカ/105分/カラー/PG-12 提供:POTGJPパートナーズ
配給:ビターズ・エンド
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