「猫」の絵画で知られる英国の画家・イラストレーター、ルイス・ウェインの実話を映画化する『エレクトリカル・ライフ・オブ・ルイス・ウェイン(原題)』(The Electrical Life of Louis Wain)の最初のクリップ映像が公開された。『ドクター・ストレンジ』のベネディクト・カンバーバッチがルイス役を演じ、妻役で『ザ・クラウン』のクレア・フォイが共演する。

ベネディクト・カンバーバッチ
"Benedict Cumberbatch" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0
ウェインが猫の絵ばかりを描くようになったのは、妻エミリーが猫をかわいがっていたから

本作は、1880年代から1930年代にかけて、大きな目の擬人化した猫の絵で人気を博した画家ウェインの半生を描く実話ストーリー。23歳のとき、ウェインは妹の家庭教師だったエミリー・リチャードソンと結婚するが、結婚3年後には妻の病によって死別することとなる。ウェインが猫の絵ばかりを描くようになったのは、妻エミリーが猫をかわいがっていたからだという。

ルイス・ウェインの絵画
"Marketing - by Louis Wain" by Aussie~mobs is marked with CC PDM 1.0

今回解禁されたクリップ映像では、ウェインを演じるカンバーバッチと妻エミリー役クレア・フォイのやり取りを確認できる。エミリーはウェインより10歳年上で、当時のイギリスは珍しい年の差婚だった。

共演には『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアンドレア・ライズボロー、『裏切りのサーカス』のトビー・ジョーンズ 、『フリー・ガイ』のタイカ・ワイティティらが名を連ね、『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンがナレーションを担当。日系イギリス人監督のウィル・シャープがメガホンを取る。

今年10月に米国で限定公開される。

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