ファンタジー映画の金字塔『ロード・オブ・ザ・リング』の一作目が公開されてから、この12月で20周年を迎える(全米公開は2001年12月19日)。この記念すべき年を祝して、ファンが待ち望んでいるキャストたちの再結集、いわゆる「同窓会」が実現するかどうかについて、主演を務めたイライジャ・ウッドが語った。

イライジャ・ウッド
"Elijah Wood" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0
「少なくともあと2回、20周年を祝うことができます」

『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地であるニュージーランドに、主人公フロド・バギンズをはじめとする“旅の仲間”たちが再結集する。ファンとしてはそんな光景を見たいところだが、このコロナ禍においては難しいかもしれない。「Looper」のインタビューに応じたイライジャ・ウッドは次のように語った。

「20周年を記念した集まりの話は出ていますが、なかなかまとまっていません。パンデミックのこともあるし、難しいですね。ニュージーランドに行けるかどうかもわかりません。実際、何らかの方法がない限り、ニュージーランドに行くことはできないと思います(ニュージーランドは現在ロックダウン中)。…大変な時期ですね。ひとつの利点は、(『ロード・オブ・ザ・リング』は三部作なので)少なくともあと2回、20周年を祝うことができるということです」

昨年『ロード・オブ・ザ・リング』の同窓会はYouTubeを通してリモートという形で実現したものの、実際にニュージーランドに全員が集結するのは今の状況では現実的ではないのかもしれない。しかし同じインタビューの中で、イライジャはこう楽観的に語っている。

「集まりは絶対にあると思います。みんなで一緒にお祝いしたいと思っていますし、みんなにあった場所を見つけたいと思っています。巨大なテーブルに座って、私たちの経験に乾杯したり、話をしたり、ただくつろいだりしたい人たちがたくさんいますから」

現在40歳のイライジャは俳優・映画プロデューサーとして幅広く活躍中。今年日本公開された『ダニエル』にもプロデューサーとして参加した。次回作としてリブート版『悪魔の毒々モンスター』に出演予定だ。

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