1980年代のイギリスを舞台にHIV/エイズに翻弄されるゲイの若者たちを描いた海外ドラマ『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』(全5話)がAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にてついに全話配信スタート(BS10 スターチャンネルでも9月15日(水)より放送開始)。本作を鑑賞した各界の著名人たちから続々と賞賛のコメントが到着した。
先週9月9日(木)には、一般投票によって受賞作が決まるイギリスのナショナル・テレビジョン・アワードで見事“新作ドラマ”部門に選ばれるなど、その人気がさらに拡大中の『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』。本作をいち早く鑑賞した日本の著名人たちもそのクオリティを絶賛している。
声優・マルチクリエイターの三ツ矢雄二は「初期の頃のエイズの物語。奔放に生きる学生たち。その頃の雰囲気に満ち満ちた青春群像。爽やかで切なく次の展開が待てない位、面白く興味深いLGBTの話です」と賞賛。
女装パフォーマーのブルボンヌからは、「コロナ『禍』という言葉を、ゲイたちはエイズ禍の記憶で知っていた。拡がる病は恐ろしい。けれど本当に恐ろしいのは、そこで心までも侵されること」、ライターのあたそは「得体の知れない病気は、彼らの何を壊したのか? Years & Years・オリーの豊かな演技に魅了されながら、新型コロナが変えた生活を送る自分に重なり、より身近に感じられた。時代や価値観がハイスピードで変化していく今だからこそ見ておきたい作品!」と未知の病を描いた物語を現代とも関連づけて絶賛。
映画・海外ドラマライターの今祥枝は「1980年代ロンドンに生きるゲイの若者たちが、輝かしい未来を夢見て、愛し愛され、今この瞬間を精一杯生きる姿がこの上もなくまぶしい」、コラムニストの山崎まどかからは「花火のようにスパークして、ひたすら楽しんで、ありのままの自分で今を生きる。抑圧やエイズの暗い影が忍び寄る中、そんな主人公たちの姿がより輝いて見えた」と本作で描かれる輝かしい青春時代についても言及。1980年代が舞台でありながら、今の時代にこそ必見のドラマだ。
推薦コメント一覧(五十音順)
恋に友情、ルームシェアと息つく暇もないほど忙しい普通の生活。そのきらめく生活を徐々に浸食していくエイズの流行、偏見に恐怖、不安、すぐそこに迫る死。得体の知れない病気は、彼らの何を壊したのか? Years & Years・オリーの豊かな演技に魅了されながら、新型コロナが変えた生活を送る自分に重なり、より身近に感じられた。時代や価値観がハイスピードで変化していく今だからこそ見ておきたい作品!
――あたそ(ライター)
1980年代ロンドンに生きるゲイの若者たちが、輝かしい未来を夢見て、愛し愛され、今この瞬間を精一杯生きる姿がこの上もなくまぶしい。決して悲劇的なだけの存在ではないことを、多くの教訓と共に優れたエンターテインメントとして伝える意義ははかりしれない。
――今祥枝(映画・海外ドラマライター)
コロナ「禍」という言葉を、ゲイたちはエイズ禍の記憶で知っていた。拡がる病は恐ろしい。けれど本当に恐ろしいのは、そこで心までも侵されること。罪なのは自分の生を恥じること。彼らの叫びと笑顔こそ、魂に刻むべきワクチン!
――ブルボンヌ(女装パフォーマー)
次回が待てない。最終回まで一直線。初期の頃のエイズの物語。奔放に生きる学生たち。その頃の雰囲気に満ち満ちた青春群像。爽やかで切なく次の展開が待てない位、面白く興味深いLGBTの話です。ある意味勉強にもなり、とにかく面白いドラマで、夢中になりました。
――三ツ矢雄二(声優・マルチクリエイター)
花火のようにスパークして、ひたすら楽しんで、ありのままの自分で今を生きる。抑圧やエイズの暗い影が忍び寄る中、そんな主人公たちの姿がより輝いて見えた。
――山崎まどか(コラムニスト)
IT’S A SIN 哀しみの天使たち
(全5話)
【配信】 Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
<字幕版> 独占配信中 https://www.amazon.co.jp/channels/starch ★9月16日(木)まで第1話を無料配信中★
【放送】 BS10 スターチャンネル
<STAR1 字幕版> 9月15日(水)より 毎週水曜23:00 ほか https://www.star-ch.jp/drama/itsasin/sid=1/p=t/
【STORY】1981年ロンドン。同性愛者のリッチー、コリン、ロスコー、アッシュと彼らの親友ジルの5人が、ピンクパレスと名付けたアパートで共同生活を始める。様々な葛藤を抱えながらも楽しく暮らす5人だったが、HIVの感染が急激に拡大し仲間が次々とエイズを発症していく。『ドクター・フー』を手がけたラッセル・T・デイヴィスがHIV/エイズに関する正しい知識が少ない時代に支え合い明るく生き抜いた若者たちを描くドラマ
【製作総指揮・脚本】ラッセル・T・デイヴィス
【監督】ピーター・ホアー
【出演】オリー・アレクサンダー、リディア・ウエスト、ナサニエル・カーティス
オマーリ・ダグラス、カラム・スコット・ハウエルズほか
© RED Production Company & all3media international
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