ブラット・ピット製作総指揮、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』のプランBが贈る抱腹絶倒の選挙エンタテインメント『スイング・ステート』より、 スティーヴ・カレル演じる主人公が「ブチ切れ」する場面を捉えた本編映像が解禁された。『スイング・ステート』は9月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国公開中。

本作は大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすドタバタコメディ。大敗した民主党ヒラリー陣営の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、農村部の票を取り戻す秘策として、Youtube動画で話題の人物を田舎の町長選挙に立候補させる。すると共和党は、対立候補の元にゲイリーの宿敵=トランプの選挙参謀、フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込んできた。その日から、町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされる——。
このたび解禁されたのは、スティーヴ・カレル演じる選挙参謀が、ライバルのローズ・バーンの巧みな戦略に怒りを爆発させるシーン。
スティーヴ・カレル率いる民主党陣営側が犯したある失態に「民主党は勝てない。私たちを知る努力もしない」とテレビの中継でワシントンDCの政治エリートであるスティーヴ・カレルを批判するローズ・バーン。何をしでかしたかは本作を見てのお楽しみだが、その批判に関してスティーヴ・カレルは「違う。政治エリートは君だ」とニヤつきながら返す。
しかし「(ここは私の)地元よ。ディアラケンよ」と語り始めたローズ・バーンに、「何だって?」と表情が一変。キャスターが「選挙で帰省ってことね」と聞くと彼女は間髪入れずに「その通り」と答え、町の有権者に良い印象を植え付けることに成功。
「それは嘘だ。嘘をついている」と動揺するカレルを尻目にきっぱりと「私の地元よ」と表情を変えないローズ・バーン。しびれを切らした彼は中継そっちのけで「ふざけるな」と詰め寄る。その様子にあきれたキャスターが「素晴らしい活気ある討論でした」と締めくくる。
全米に中継されているにも関わらず、我を忘れ怒り出す彼と、平気で口から出まかせを言う彼女。選挙に勝つためならなんでもする2人のエリート選挙参謀たちの激しいバトルが笑いを誘う本作の一端を垣間見ることができる映像となっている。
スイング・ステート
2021年9月17日(金)TOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国ロードショー
ストーリー
民主党の選挙参謀ゲイリー・ジマー(スティーヴ・カレル)は、ヒラリー・クリントンが大敗し、打ちのめされていたが、ウィスコンシン州の小さな町役場で不法移民のために立ち上がる退役軍人ジャック・ヘイスティングス大佐(クリス・クーパー)のバズっているYouTube動画を見て、リベラルな演説で人々の胸を打つ、彼こそが中西部で民主党の票を取り戻す、起死回生の秘策だと確信。ゲイリーは、スイング・ステート(激戦州)のウィスコンシンを足掛かりに地盤を広げるべきと党を説得し、単身アポなしで田舎の寂れた町、ディアラーケンへと赴き大佐に民主党からの町長選出馬を要請する。ゲイリー自身が指揮を取ることを条件に大佐は出馬を了承し、大佐の娘ダイアナ(マッケンジー・デイヴィス)や住民のボランティアと、地道な選挙活動がスタート。しかし、対立候補の現役町長ブラウンに、共和党が宿敵、トランプの選挙参謀フェイス・ブルースター(ローズ・バーン)を送り込む。その日から、ディアラーケン町長選をめぐるゲイリーVSフェイスの戦い、否、民主党VS共和党の巨額を投じた「仁義なき代理戦争」の幕が切って落とされた。選挙資金の調達やテレビCMの応酬など、あの手この手で抗争がエスカレート!果たして次期政権を懸けた、なりふり構わない選挙戦の行方やいかに?
出演:スティーヴ・カレル/ローズ・バーン/クリス・クーパー/マッケンジー・デイヴィス/ 監督・脚本:ジョン・スチュワート
2020年/アメリカ/102分/カラー/ヴィスタ/原題:IRRESISTIBLE
配給:パルコ ユニバーサル映画
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公式サイト:swingstate-movie.com