ディズニーの名作アニメーションを実写映画化した『アラジン』(2019)で主演を務めたメナ・マスードが、現在製作が進行しているという『アラジン』続編の最新状況を明かした。『アラジン』は世界興行収入10億ドルを突破する大ヒットとなり、昨年2月には続編製作に向けて脚本家ジョン・ゲイティンズとアンドレア・バーロフが起用されたことが発表されている。

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「Screen Rant」のインタビューに応じたマスードは『アラジン』続編の製作はまだ初期段階だとして以下のように明かした。
「彼ら(スタジオ)は『アラジン』続編に取り組んでいます。実現しようとしています。私が知っているのは本当にそれだけです。ご存知のように、通常、俳優というのはパズルの最後のピースですから。スタジオは俳優のことを考える前に多くのことを心配しなければなりません。もちろん、私たち全員が戻ってくることを願っています。ナオミ・スコット、ウィル・スミス、私の3人が戻り、他のキャスト、マーワン・ケンザリ、ナヴィド・ネガーバン、ナシム・ペドラドも、みんなが戻ってくることを願っています。でも今は、私の知る限り、彼らは脚本に取り組んでいて、実現しようとしている段階です」
このコメントを聞く限り、状況は昨年からあまり変わっていない模様。そこには少なからずパンデミックの影響があったのかもしれない。
『アラジン』続編について今のところ判明しているのは、今回の物語が完全オリジナルのものになるということ。アニメーション版『アラジン』は、続編『アラジン ジャファーの逆襲』と三作目『アラジン完結編 盗賊王の伝説』とシリーズ化されているが、実写版の続編のストーリーはそれらを基にしたものではなく、一から練り上げられたものになるという。
ガイ・リッチー監督の続投も現段階では決まっていないが、前作のヒットを考えれば彼の手腕は欠かせないだろう。続報に注目だ。
現在30歳になったマスードは同じインタビューの中で、コロナ禍にネガティブな感情を抱くこともあったと告白。しかし今では気持ちを切り替えることができているという。
「今はポジティブになるかネガティブになるかは、単に考え方の問題だと思っています。周りで起こっていることとは何の関係もありません。他人の評価とは関係ありません。それは文字通り考え方なんです。そう信じるからこそ、 自分がポジティブな場所にいると信じるからこそ、良いことが起きます。すべてを学んで、20代から学んで、ここから新たな章のスタートです」
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