1960年代に起きた悪名高い「ボストン絞殺魔事件」を映画化する『ボストン・ストラングラー(原題)』(Boston Strangler)で『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキーラ・ナイトレイが主演を務めることが決定した。

photo: Tony Shek,retouch: Patrol110, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons
キーラが演じるのは事件を最初に報道した記者
「ボストン絞殺魔事件」は、米マサチューセッツ州ボストンで1962年から1964年にかけて起きた連続殺人事件。合計13人の女性が性的な暴行を受けた上で殺害され、当時のボストン市民たちを恐怖に陥れた。事件の影響により、防犯対策グッズの売り上げが急上昇し、外出を控える女性が増えるなど、多方面に波紋を呼んだ。
この事件を題材に1968年には『絞殺魔』という映画も作られたが、今回は『無実の投獄』などで知られるマット・ラスキンの監督・脚本によって新たに映画化される。
「Deadline」によれば、キーラが演じるのは、事件を最初に報道した記者ロレッタ・マクラフリン。彼女は同僚とともに大きなリスクを冒しながら、ボストンで最も悪名高い連続殺人犯について取材を行った。
本作は12月にボストンで撮影が開始される予定。