まもなく公開される『DUNE/デューン 砂の惑星』も話題のティモシー・シャラメが、児童小説「チョコレート工場の秘密」のウィリー・ウォンカを演じる次回作『ウォンカ(原題)』(Wonka)の画像を自身のSNSで初公開した。ウォンカのトレードマークであるチョコレート色の帽子やワインレッドのベルベットコートを身にまとったシャラメ版ウォンカの姿が確認できる。

ティモシー・シャラメ
Maximilian Bühn, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, via Wikimedia Commons
ティモシー・シャラメ「本作は人生の暗い感情を掘り起こすものではありません」

『ウォンカ(原題)』(Wonka)は、ロアルド・ダールが1964年に発表した小説 「チョコレート工場の秘密」 に登場するチョコレート工場の経営者ウィリー・ウォンカの若き日を描く作品。

これまで「チョコレート工場の秘密」は二度映画化され、1971年版ではジーン・ワイルダーがウォンカを、2005年版ではジョニー・デップがウォンカを演じたが、今回はウォンカがチョコレート工場を開く前の人生に焦点が当てられ、新たな物語が展開するという。

撮影に入ったばかりのシャラメは早速ウォンカのコスチュームをまとった自身の姿を投稿。スライドの2枚目の画像では、杖のつまみに手を伸ばすウォンカの手が捉えられている。

キャプションとして添えられている「The suspense is terrible, I hope it will last ..(ドキドキがすごい、これが続いてほしい)」は1971年のジーン・ワイルダー版ウォンカの有名なセリフ。もともとはアイルランド出身の作家オスカー・ワイルドの戯曲の一節だ。

これはシャラメの気持ちだけでなくファンの心理も言い表しているようで、「ウィリー・ウォンカがかわいすぎる」「その帽子はチョコレートですか?」「こんなにワクワクしたことはありません」とシャラメ版ウォンカに期待のコメントが続々と寄せられている。

TIME」に登場したシャラメは、本作について次のように語っている。

「本作は人生の暗い感情を掘り起こすものではありません。中心から外れた存在であることや、自分の中の変わった部分を受け入れることを祝福しているんです」

既報の通り、劇中にはミュージカル・ナンバーも登場し、シャラメが初めて歌やダンスを披露する作品になるとも言われている。メガホンを取るのは『パディントン』シリーズを手がけるポール・キング。

共演には『パディントン』でも監督と組んだサリー・ホーキンス、Mr.ビーン役でおなじみのローワン・アトキンソン、『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマン、『ザ・プロム』のキーガン=マイケル・キーら豪華キャストが名を連ねる。

『ウォンカ(原題)』は2023年3月に全米公開予定。日本公開は未定。

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