デヴィッド・ボウイ伝説の始まりを告げた至高のライブ・ドキュメンタリー映画『ジギー・スターダスト』のスチールが一挙公開された。今回の上映のために、新たに準備されたスチールで、楽屋での準備の様子、ファンの様子、ステージ上のパフォーマンス姿などが捉えられている。 2022年は、デヴィッド・ボウイ生誕75年、そして彼をスーパースターに押し上げた、ロック史上に燦然と輝く名盤『ジギー・スターダスト』が発売されて50年となる。

5年後に滅びようとする地球に異星からやってきたスーパースター「ジギー・スターダスト」にデヴィッド・ボウイが扮し、ロックスターとしての成功からその没落、絶望から復活までを壮大に描いたコンセプト・アルバム『ジギー・スターダスト』。


本映画『ジギー・スターダスト』は、ボウイが1972年から73年にかけてイギリス、アメリカ、日本で行った長期ツアーの最終公演、ロンドンのハマースミス・オデオン劇場での伝説的なライブを撮影したドキュメンタリーで、ボウイ自身が製作に関わった生涯最高のライブ映画。


この時のステージ衣装にはロンドンでコレクションを発表して間もない27歳の山本寛斎が参加。監督はボブ・ディランの『ドント・ルック・バック』で、音楽ドキュメンタリーの歴史に一線を画した、アカデミー賞名誉賞受賞監督D・A・ペネベイカー。全曲の歌詞翻訳を含む字幕はシュガーベイブのベーシストだった寺尾次郎。上映素材は、ボウイ自ら主導した2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版。






今回、この公開のために準備された新たなスチールが一挙公開。圧巻の伝説のステージのボウイの様子から、 メインカットの「円軌道の幅」、その他「あの男を注意しろ」「フリークランドから来たワイルドな瞳の少年」「ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート」のパフォーマンスの様子、そして「時間」山本寛斎デザインの出火吐暴威マント。また、楽屋での準備中のくつろいだ姿、ミック・ロンソンのパフォーマンス、おしゃれをして会場に駆け付けたファンの様子など、伝説の一夜の様子を伝えている。
『ジギー・スターダスト』は1月7日(金)よりBunkamuraル・シネマ他にて全国順次公開。
ジギー・スターダスト
2022年1月7日(金)よりBunkamuraル・シネマ、1月28日(金)よりアップリンク吉祥寺他にて全国順次公開
監督:D・A・ペネベイカー
出演:デヴィッド・ボウイ(ヴォーカル/ギター) ミック・ロンソン(ギター/ヴォーカル)
トレヴァー・ボーダー(ベース) ウッディ-・ウッドマンジー(ドラムス)
字幕:寺尾次郎
原題:Ziggy Stardust and the Spiders from Mars
1973年/イギリス/90分
配給:オンリー・ハーツ
© Jones-Tintoretto Entertainment Co.,LLC