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会場を日比谷・有楽町・銀座エリアに移転し装い新たに生まれ変わったアジア最大級の映画祭・第34回東京国際映画祭が11月8日(月)に閉幕を迎え、クロージングセレモニーが行われた。各部門における受賞作品の発表・トロフィー授与が行われ、東京グランプリ/東京都知事賞には『ヴェラは海の夢を見る』が輝いた。

受賞結果一覧、登壇者のコメントは以下の通り。

第34回東京国際映画祭 各賞受賞作品・受賞者

コンペティション部門
東京グランプリ/東京都知事賞 『ヴェラは海の夢を見る』(カルトリナ・クラスニチ監督)(コソボ/北マケドニア/アルバニア)
審査委員特別賞 『市民』(テオドラ・アナ・ミハイ監督)(ベルギー/ルーマニア/メキシコ)
最優秀監督賞 ダルジャン・オミルバエフ監督『ある詩人』(カザフスタン)
最優秀女優賞 フリア・チャベス『もうひとりのトム』(メキシコ/アメリカ)
最優秀男優賞 アミル・アガエイ、ファティヒ・アル、バルシュ・ユルドゥズ、オヌル・ブルドゥ『四つの壁』(トルコ)
最優秀芸術貢献賞『クレーン・ランタン』(ヒラル・バイダロフ監督)(アゼルバイジャン)
観客賞 『ちょっと思い出しただけ』(松居大悟監督)(日本)
スペシャルメンション『ちょっと思い出しただけ』(松居大悟監督)(日本)
 
アジアの未来部門
作品賞 『世界、北半球』(ホセイン・テヘラニ監督)(イラン)

Amazon Prime Videoテイクワン賞 『日曜日、凪』(金允洙⦅キム・ユンス⦆監督)
Amazon Prime Videoテイクワン賞審査委員特別賞 『橋の下で』(瑚海みどり監督)

登壇者のコメント

<コンペティション部門>
最優秀観客賞 『ちょっと思い出しただけ』 松居大悟監督コメント

東京国際映画祭は4回目の参加で、初めて両手に重さを感じられることが出来て嬉しいです。この作品は、この2年くらいの苦しい時間や悔しい時間を、ただ嫌な時間としてではなく、人と会う事が嬉しく感じられるような、過去と現在を抱きしめられるような前に進んでいける作品になったと思います。音楽を担当してくれたクリープ・ハイプの尾崎君が明日誕生日で、この受賞を伝えてあげられるのが嬉しい。これからも映画作ります。審査員の皆さん、映画祭スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

スペシャルメンション イザベル・ユペールコメント
松居大悟監督による『ちょっと、思い出しただけ』という素晴らしい映画にスペシャルメンションを贈ることになりました。池松壮亮と伊藤沙莉というふたりの素晴らしい俳優のケミストリーが現代の東京にいきる若者を爽やかに描いた作品、素晴らしかったと思います。

最優秀芸術貢献賞 『クレーン・ランタン』 ヒラル・バイダロフ監督コメント
初めて撮った作品を母に見せた時、こう言われました。「ストーリーも演技もない。映像と音があるだけ」「ただ魂がある。特別な魂がこもっている」と。10年経っても言われることは変わりません。私の作品を観た人は大抵同じことを言います。映画に内容はなく、魂だけで作られた、映像と音だけだとよく言われます。しかし それは映画に大切なことだと思っています。1000本の映画を観ることは簡単ですが、魂を持つ3人の監督を見つけることは困難です。長くなってしまいました。まずは審査員の皆さまに感謝いたします。そして美しい東京で上映する機会を与えてくれた、市山さんに感謝したいと思います。ありがとうございました。

最優秀男優賞 『四つの壁』 アミル・アガエイ コメント
私を選んでくださった審査員の方々に、お礼を申し上げたいと思います。私を信頼し支えてくれた、ロジャー・ウォーターズに感謝します。放浪監督のバフマンが祖国に帰って、自分の好きな映画を作れますように。プロデューサーのギョクチェの信頼と、サポートに感謝したいと思います。イラン人である私を仲間に入れてくれた「四つの壁」の俳優チーム、フンダ ファティヒ バルシュ オヌルに感謝します。トルコ語を勉強していた頃には、まさかこんなに貴重に使える日が来るとは思いませんでした。この賞をトルコのすべての俳優たちに捧げたいと思います。どうもありがとうございました。

最優秀女優賞 『もうひとりのトム』 フリア・チャべス コメント
まずプロダクションの皆さんに感謝したいと思います。特に監督のロドリゴとラウラ、プロデューサーのガビー、そしてアシスタントのプリシラにも感謝します。この映画を実現させてくれた全ての人に感謝します。みんなが一丸となって自分の役割を果たしやり遂げたのです。受賞できるとは思っていませんでした。何もかも皆さんに感謝しています。そして私に慈悲を与えてくれた主君クリシュナにも感謝します。賞を受賞したことが本当に信じられません。また、素晴らしい俳優、イスラエルにも感謝したいと思います。彼はこの若さで才能を発揮しています。彼の両親もクールで、その影響がこのような壮大な役を演じられることになったのだと思います。
東京国際映画祭にも感謝したいと思います。賞をいただきありがとうございました。

最優秀監督賞 『ある詩人』 ダルジャン・オミルバエフ監督 コメント
審査員や観客の皆様の中で本作を理解された方々がいらして、このような高名な賞で評価してくださったことを大変嬉しく思います。もちろん芸術作品の最終的な評価とは時を経て得られるものですが、その時の経過を待つことなく、私たちは映画を作りこのような場で、発表していかなければなりません。ですから今回の受賞は素晴らしいことであり、私個人のみならず 撮影チームや、カザフフィルム・スタジオにとっての栄誉でもあります。そして、このような賞は今後の私たちの仕事にも力を与えてくれるものです。どうもありがとうございました。

審査委員特別賞 『市民』 テオドラ・アナ・ミハイ監督コメント
審査委員特別賞を受賞したという素晴らしいメッセージを東京から受け取りました。このような機会を与えてくれた映画祭と名誉を与えてくれた審査員の方々に感謝したいと思います。『市民』は7年間かけて手がけた作品で、私にとって非常に思い入れのある映画です。この作品のテーマは非常にデリケートで、現在のメキシコにとってはタイムリーな問題です。海外の皆さんに見てもらい、メキシコの問題を知って議論いただくことが大切なことだと思っております。名誉ある賞を頂き、ありがとうございます。

東京グランプリ/東京都知事賞
審査委員長 イザベル・ユペール 講評

私たち審査員たちは『ヴェラは海の夢を見る』に賞を授与できることを嬉しく思います。この映画は、夫を亡くした女性を繊細に描くとともに、男性が作った根深い家父長制の構造に迫る映画でもあります。監督は国の歴史の重みを抱えるヴェラの物語を巧みに舵取りしています。歴史の重みは静かに、しかし狡猾にも社会を変えようとする者に暴力の脅威を与えるのです。確かな演出と力強い演技、撮影が、自信に満ちた深い形で個々の集合的な衝突を映画の中で生み出しています。この映画はコソボの勇気ある新世代の女性監督たちの一作が、新たにコソボの映画界に加わったと言えます。

東京グランプリ/東京都知事賞 『ヴェラは海の夢を見る』 カルトリナ・クラスニチ監督コメント
私の初長編『ヴェラは海の夢を見る』が東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されるとの連絡を受けた時、大変光栄に感じました。東京と日本は私にとっては夢、そして夢のような映画の国です。また、この映画祭に初めて参加するコソボ映画だったということも大変光栄です。グランプリを受賞したことを知り、喜びのあまりに泣いてしまいました。本当にありがとうございます。審査員の方々、この物語を実現させるために一生懸命働いてくれたチーム・キャスト・スタッフに感謝致します。
ありがとう 東京、ありがとう 日本。

小池百合子東京都知事メッセージ
「東京グランプリ」を受賞された『ヴェラは海の夢を見る』のカルトリナ・クラスニチ監督をはじめ、受賞された皆様に、⼼からお祝いを申し上げます。34回⽬を迎える本映画祭は、今回から会場を⽇⽐⾕・銀座地区に移転しました。「映画の街」として⻑い伝統を持つこの地区で開催されますことを、⼤変嬉しく思います。芸術⽂化は、都市が持続可能であるために、不可⽋な要素です。⼈々の⼼を⽀え、豊かにします。なかでも映画は、国境や⾔語を超えて、⽂化や魅⼒を伝え、あるいは⼈間の⽣きる姿を映し出します。多くの⼈の共感を呼び、⼈々の相互理解を⽣むことのできる媒体です。この映画祭を通じて、芸術⽂化の⼒をさらに⾼め、多様な魅⼒に溢れる東京を世界に発信してまいります。この東京国際映画祭が世界中の⼈々を魅了する⽂化の祭典として今後ますます発展することを祈念いたします

<審査委員長スピーチ>
審査委員長 イザベル・ユペール コメント

私たちが拝見した15作品で感じたのは、映画の多様性の豊かさです。コンペディション作品の一部には言語の多様性、言語の違いがテーマになっている作品もありました。世界には多くの言語が消滅の危機にあると嘆くシーンが描かれていた反面、『ちょっと思い出しただけ』では世界の人が皆おなじ言葉を話したらいいのではないかとも話しています。詩もコンペティション部門では多くテーマとなっていました。その他、非言語的な映画芸術も含め、あるいは音楽、演劇、舞踊、映画そのものという表現も取り上げています。私たち審査委員はコンペティション部門の審査で、現代文化における映画の位置づけについて考えることを求められました。もうすでに地位を確立しているアーティストと新しいアーティストの声、世界の多様なコミュニティを扱っている作品に対面することになりました。社会の現状を観る事ができました。こうした作品の社会のイメージの現代的なものに感動しました。以前は文化を民族的なフォークロアなものとして観る事が多かったのですが、今年の東京ではそうしたことはありませんでした。また、コンペティション部門では多くの女性が描かれていました。ここで3作品だけ挙げると、『ヴェラは海の夢を見る』と『市民』、『もうひとりのトム』これらの作品の登場人物は途方もない苦境、犯罪、暴力、虐待に直面しています。どの映画でもこうした社会の問題と人々を抑圧し続ける過去のレガシーを描いています。それでありながら、3作の主人公ともに、被害者としては描かれず、一人一人が敵を見極め対峙していくことができるようになっていく。最後に戦いの勝ち負けに左右されず、これらの作品は未来へ向かっていきます。こうした15作品と、世界を様々に探求していくのは楽しいことで、こうして審査委員として携われたことを大変光栄に思います。

開催情報

第34回東京国際映画祭

■開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)

■会場: 日比谷・有楽町・銀座地区(角川シネマ有楽町、シネスイッチ銀座、東京国際フォーラム、TOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 日比谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、有楽町よみうりホールほか)

©2021 TIFF

■公式サイト:www.tiff-jp.net

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