『ドクター・ドリトル2』『イントゥ・ザ・ワイルド』『幸せへのキセキ』など数々の映画で活躍したクマの「バート・ザ・ベア2世」が亡くなった。21歳だった。

Tom DeMarco, CC BY-SA 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0, via Wikimedia Commons
野生動物の生息地の保全などを行う「バイタル・グラウンド財団」 のアンバサダーも務めていた
『The Hollywood Reporter』の報道によれば、バートは今年に入ってから体調を崩していたという。ユタ州ヘバーシティの居住地で安らかに息を引き取ったと、「バイタル・グラウンド財団」のライアン・ルテイが発表した。 バートは絶滅の危機にある野生動物の生息地の保全などを行う「バイタル・グラウンド財団」 のアンバサダーも務めていた。
バートはオスのハイイログマ。母熊がハンターによって命を落としたため孤児となり、アニマル・トレーナーに引き取られた後、2001年の『ドクター・ドリトル2』で映画デビューを飾った。
By May be found at the following website: http://www.impawards.com/2001/dr_dolittle_two_ver2.html, Fair use, Link
その後『エバン・オールマイティ』『イントゥ・ザ・ワイルド』『噂のモーガン夫妻』『幸せへのキセキ』『ゲーム・オブ・スローンズ』など数々の映画やテレビシリーズで名演を見せた。
トレーナーのリン・スースは「バートがいなくなって非常に寂しくなります。しかし彼の記憶は、彼の足跡が将来の世代のために確実に残るように取り組む私たちを鼓舞してくれます」と偲んでいる。