ドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワイズマン監督最新作『ボストン市庁舎』で「市役所割」が実施されることが決定した。「全⾸⻑・全職員、公務員就職希望の⼈も⾒るべき映画」との声を受けて、市役所などで働く職員は特別料⾦で⾒られる。 11⽉12⽇(⾦)より全国順次公開。

本作はドキュメンタリー界の“⽣ける伝説”フレデリック・ワイズマン監督が⽶マサチューセッツ州ボストンの市役所を撮影した最新作。「市⺠のために働く市役所」として数百種類ものサービスを提供するボストン市庁舎の舞台裏を、市政改⾰を率いたマーティン・ウォルシュ市⻑(当時)をはじめ、真摯に問題に対峙し奮闘する職員たちの姿を通して映し出していく。
⼀⾜早く上映された⼭形ドキュメンタリー映画祭での評判や、アメリカ在住の⼈気映画評論家・町⼭智浩のコメント「⽇本よ、これが市政だ!」によって、SNS では「⽇本の全ての市⻑が⾒るべき」「うちの区の職員に⾒てもらいたい」という声が拡散され、配給会社には現役の⾸⻑らから「映画を⾒たい」という問い合わせも届いているという。
このたび、そうした声に応え、市役所などで働く職員が特別料⾦で⾒られる「市役所割」が下記の内容で決定した。
<<「市役所割」詳細(都道府県・区などの役所も含みます)>>
*対象劇場:Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ他、「ボストン市庁舎」公開劇場
(割引実施の有無は劇場へお問い合わせください。)
*対象期間:11/12(⾦)〜上映終了まで
*割引適⽤⽅法:劇場窓⼝にて「職員証」または職員証に準ずるものを窓⼝でご提⽰ください。
*割引詳細:当⽇料⾦¥2,200(通常当⽇¥2,800 の処)にてご鑑賞いただけます。
*窓⼝でのチケットご購⼊のみでの適⽤となります。オンラインチケットのご予約ではお使いいただけません。
さらに、地⽅⾃治体を応援するメディア「HOLG.jp」の「地⽅公務員オンラインサロン by HOLG」ではオンライン試写を開催。映画ファンだけでなく、⾏政の未来を担う⼈たちに映画『ボストン市庁舎』が届けられることになりそうだ。
また、ボストン市では、次期市⻑に初のアジア系⼥性ミシェル・ウーが当選し⼤きな話題となっていることも本作の追い⾵となっている。前市⻑マーティン・ウォルシュが「市⺠のために働く市役所」「市から国を変える」を合⾔葉に、当時のトランプ政権に反旗を翻していたからこそ、初の⾮⽩⼈⼥性市⻑が誕⽣したボストン。市⺠の多様性に応え、⽇々の⽣活をよりよくするための⾏政という⾒⽅からも、たくさんのヒントが詰まっている『ボストン市庁舎』は11月12日(金)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開。
ボストン市庁舎
2021年11月12日(金)より Bunkamura ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー
監督・製作・編集・録音:フレデリック・ワイズマン/2020年/アメリカ/英語/272分/カラー/1.78:1/モノラル/DCP
原題:City Hall 字幕:齋藤敦子
配給:ミモザフィルムズ、ムヴィオラ
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公式 HP: https://cityhall-movie.com/