待望の日本公開を迎えたクリント・イーストウッド監督最新作『クライ・マッチョ』。いち早く劇場に詰めかけた観客から共感と感動の声が続出する中、本編より心揺さぶる「焚き火」シーン映像が緊急解禁された。

「信じられる人との出会いは宝物だ」「イーストウッドにしか見えない世界」

半世紀以上に渡り一線で活躍を続ける名優にして、『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で監督として2度のアカデミー賞®に輝くクリント・イーストウッド。監督デビューから50年・40作目となるアニバーサリー作品『クライ・マッチョ』は、彼が監督・主演を兼任する新たなマスターピース。

落ちぶれた元カウボーイと少年の旅を通して語られる“人生”とは。喜びや悲しみを背負い、なお人生を歩み続ける、生きる上で必要な強さとは何かを温かく、時にユーモラスに時に切なく語りかける。40年前から検討されていた原作の映画化に、イーストウッドが満を持して向き合った本作は、まさに彼の集大成にして新境地だ。

1月14日(金)に初日を迎えた『クライ・マッチョ』は、映画ファンを中心に幅広い観客が劇場に詰めかけ、公開直後から大反響を呼んでいる。Twitterでは「心にじんわり響く強い物語」「なんとも得難い多幸感と、人生に対する力強い肯定を感じる」「いつもより優しい顔のイーストウッドが世界一かっこいい」「今まで西部劇と男らしさを解体してきたイーストウッドが若者に何を託すかという物語と、今回は死に方ではなく最後の生き場所を見せてくれた作品」など、感動のレビューがあふれている。

「クリント・イーストウッドにしか見えない世界がある」「彼は長い映画史で誰も辿り着けなかった所に行こうとしている」「これまでの傑作が詰まっている新たな傑作」「“歩く”という身振りだけでロードムービーを体現してみせるイーストウッドの凄みと説得力」「毎回集大成のさらにその先を見せてくれる」「今年のベストワン」と、イーストウッドの集大成となる新たなマスターピース誕生だとする声も。

そうした大反響を受けて今回本編から、マイクとラフォが焚き火を囲んで本音を吐露し、絆を深める本編映像が緊急解禁された。

映像では、元雇い主の依頼を受けたマイクと、メキシコで孤独に暮らす、親の愛を知らない少年ラフォとの心の交流が描かれる。アメリカ国境への旅の途中、メキシコの砂漠で焚き火を囲んだふたりは、炎を見つめながら話をする。

炎に照らされたマイクは、ラフォが大切にしているニワトリの“マッチョ”を抱きながら「どうした? 目の様子がヘンだ」と指摘する。出会った当初は反発していたラフォだが、旅を続ける中で少しずつ心を開き始める。目のゴミをやさしく取り出すマイクに「すごい、あんた獣医なの?」と目を輝かせる。

荒野を旅する男を演じ続けてきたイーストウッドの俳優人生が重なるキャラクターともいえるマイクは、「獣医じゃない 動物が好きなだけだよ」「ロデオや牧童もやったよ 馬や牛に関する仕事だ こいつはもう大丈夫」だと、自分がどんな仕事をしてきたかを教える。闘鶏で賞金を稼ぎストリートで生きてきたラフォは、「マッチョだ 名前はマッチョ」と訴えるのだが、マイクは「どうでも」とそっけない空返事で応じる。

他愛のない言葉が交わされるこの場面だが、「血の繋がりはなくても、年の差があっても、信じられる人との出会いは宝物だと感じられた」(TIFFアンケート)との声の通り、アメリカ国境への旅を通して互いを理解し、固い絆で結ばれていくふたりの姿が心に残る名シーンだ。

『クライ・マッチョ』は現在新宿ピカデリーほか大ヒット上映中。

作品情報

クライ・マッチョ
2022年1月14日(金) 新宿ピカデリーほか 全国ロードショー

監督・主演・製作:クリント・イーストウッド
原作:N・リチャード・ナッシュ「CRY MACHO」扶桑社より、2022年1月13日発売予定  脚本:ニック・シェンク(『グラン・トリノ』『運び屋』)、N・リチャード・ナッシュ
製作:アルバート・S・ラディ(『ゴッドファーザー』『ミリオンダラー・ベイビー』)、ティム・ムーア(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)、ジェシカ・マイヤー(『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』)
出演:クリント・イーストウッド、エドゥアルド・ミネット、ナタリア・トラヴェン(『コラテラル・ダメージ』)、ドワイト・ヨーカム(『ローガン・ラッキー』)、フェルナンダ・ウレホラ(『ブルー・ミラクル』)

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公式サイト crymacho-movie.jp

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