今年20回目を迎えるトライベッカ映画祭が、ニューヨーク市内の5地区で野外映画祭として開催されることが発表された。
例年春に開催されるトライベッカ映画祭は、サンダンス映画祭、サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)と並ぶアメリカ最大級のイベント。昨年はコロナウィルスの影響で中止となったが、今年は6月9日から12日間にわたって行われ、ブロンクス区やクイーンズ区などニューヨーク市内各所の屋外会場で映画が上映される。
共同設立者のロバート・デ・ニーロ氏は「ニューヨークがコロナウィルスの影から抜け出した今、20周年の節目の年を迎えるトライベッカ映画祭は人々を集めるイベントとして、ふさわしいと思います」とコメントを発表。主催者と支援者は今回の映画祭によって、街の活性化が促進されることを期待しているという。
Embed from Getty Images※写真は2019年のトライベッカ映画祭。左からロバート・デ・ニーロ、ジェーン・ローゼンター、ゲストのマーティン・スコセッシ
【トライベッカ映画祭とは?】
2001年9月11日の同時多発テロ後、ニューヨークの復興を願って2002年から始まった映画祭。俳優ロバート・デ・ニーロ、映画プロデューサーのジェーン・ローゼンター、投資家のクレイグ・ハトコフによって設立された。
2001年9月11日の同時多発テロ後、ニューヨークの復興を願って2002年から始まった映画祭。俳優ロバート・デ・ニーロ、映画プロデューサーのジェーン・ローゼンター、投資家のクレイグ・ハトコフによって設立された。