第94回アカデミー賞の各部門ノミネーションが2022年2月8日に発表された。濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が作品、監督、脚色、国際長編映画賞の4部門で候補に。日本作品が作品賞にノミネートされたのは史上初の快挙となる。
最多候補となったのはジェーン・カンピオン監督の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で、11部門12ノミネート。『DUNE/デューン 砂の惑星』がこれに次いで10部門で候補になっている。
授賞式は3月27日(現地時間)にロサンジェルスで行われる。候補のリストは以下の通り。
●作品賞
ベルファスト
パワー・オブ・ザ・ドッグ
ウエスト・サイド・ストーリー
DUNE/デューン 砂の惑星
リコリス・ピザ
ドリームプラン
コーダ あいのうた
ドント・ルック・アップ
ナイトメア・アリー
ドライブ・マイ・カー
●監督賞
ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
ケネス・ブラナー『ベルファスト』
ポール・トーマス・アンダーソン『リコリス・ピザ』
スティーヴン・スピルバーグ『ウエスト・サイド・ストーリー』
濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』
●主演男優賞
ウィル・スミス『ドリームプラン』
ベネディクト・カンバーバッチ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アンドリュー・ガーフィールド『tick,tick …BOOM!:チック、チック…ブーン!』
デンゼル・ワシントン『マクベス』
ハビエル・バルデム『愛すべき夫妻の秘密』
●主演女優賞
ニコール・キッドマン『愛すべき夫妻の秘密』
オリヴィア・コールマン『ロスト・ドーター』
ペネロペ・クルス『パラレル・マザーズ(原題)』(Parallel Mother)
クリステン・スチュワート『スペンサー ダイアナの決意』
ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』
●助演男優賞
コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』
キアラン・ハインズ『ベルファスト』
ジェシー・プレモンス『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
J・K・シモンズ『愛すべき夫妻の秘密』
●助演女優賞
アリアナ・デ・ボース『ウエスト・サイド・ストーリー』
キルステン・ダンスト『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アーンジャニュー・エリス『ドリームプラン』
ジェシー・バックリー『ロスト・ドーター』
ジュディ・デンチ『ベルファスト』
●脚本賞
『リコリス・ピザ』
『ベルファスト』
『ドント・ルック・アップ』
『ドリームプラン』
『The Worst person in the World』
●脚色賞
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『コーダ あいのうた』
『ロスト・ドーター』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ドライブ・マイ・カー』
●国際長編映画賞
『ドライブ・マイ・カー』(日本)
『The Hand of God』(イタリア)
『Flee』(デンマーク)
『The Worst Person in the World』(ノルウェー)
『ブータン 山の教室』(ブータン)
●長編アニメーション映画賞
『ミラベルと魔法だらけの家』
『Flee』
『ラーヤと龍の王国』
『あの夏のルカ』
『ミッチェル家とマシンの反乱』
●撮影賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『マクベス』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ウェスト・サイド・ストーリー』
『ナイトメア・アリー』
●編集賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ドント・ルック・アップ』
『ドリームプラン』
『tick,tick …BOOM!:チック、チック…ブーン!』
●美術賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ナイトメア・アリー』
『ウエスト・サイド・ストーリー』
『マクベス』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
●衣装デザイン賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『クルエラ』
『ナイトメア・アリー』
『ウエスト・サイド・ストーリー』
『シラノ』
●メーキャップ&ヘアスタイリング賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『クルエラ』
『ハウス・オブ・グッチ』
『タミー・フェイの瞳』
『星の王子ニューヨークへ行く2』
●オリジナル作曲賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『ドント・ルック・アップ』
『ミラベルと魔法だらけの家』
『Parallel Mother』
●オリジナル歌曲賞
“ノー・タイム・トゥ・ダイ”『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
“Dos Oruguitas”『ミラベルと魔法だらけの家』
“Somehow to Do”『Four Good Days』
“Down to Joy”『ベルファスト』
“Be Alive”『ドリームプラン』
●音響賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ウエスト・サイド・ストーリー』
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『ベルファスト』
●視覚効果賞
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
『シャン・チーとテン・リングスの伝説』
『フリー・ガイ』
●長編ドキュメンタリー映画賞
『サマー・オブ・ソウル(あるいは革命がテレビ放映されなかった時)』
『Flee』
『Attica』
『Ascention』
『Writing with Fire』
●短編ドキュメンタリー映画賞
『Audible』
『Lead Me Home』
『The Queen of Basketball』
『Three Songs of Benazir』
『When We Were Bullies』
●短編実写映画賞
『Ala Kacchu- Take and Run』
『The Dress』
『The Long Goodbye』
『On My Mind』
『Please Hold』
●短編アニメ―ション映画賞
『Affiars of the Art』
『Bestia』
『Boxballet』
『Robin Robin』
『The Windshield Wiper』
この記事が気に入ったらフォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow WEEKEND CINEMA