先週末2月25日(金)より日英同日公開となった『ゴヤの名画と優しい泥棒』より本編シーン映像が解禁。オスカー俳優ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンが息ぴったりに、まるで夫婦漫才かのような掛け合いを魅せる場面の映像だ。

小言を並べるケンプトンに毒舌で応酬するドロシー

本作は、1961年にロンドン・ナショナル・ギャラリーで起きた絵画「ウェリントン公爵」盗難事件を基にした驚きの実話。事件の犯人である60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントンをジム・ブロードベント、長年連れ添った妻ドロシーをヘレン・ミレン、夫婦と一緒に暮らす息子ジャッキーをフィン・ホワイトヘッドが演じている。

日本と同日公開となった製作国イギリスでは、652スクリーン拡大公開され、週末3日間累計992,261ポンドを達成。大作が多数公開される中、興行収入ランキングでは『ナイル殺人事件』を抑え初登場3位と、大ヒット発進となった。

今回解禁された映像では、盗難事件前の一家の様子が収められており、バントン夫妻が夕食を食べ終えたところ、ジャッキーが兄ケニー(ジャック・バンデイラ)と帰宅する場面から始まる。

ケンプトンが「“放蕩息子の帰還”金を渡すな」と呟くと、ドロシーは「お金はない」と嫌味を吐く。息子たちが入店禁止を食らっているパブに行っていたと知ったケンプトンは「裏切者」と呟き、「最低の店だ」「私を“トイレ紙泥棒”と」と愚痴をこぼす。それにドロシーはすかさず「盗んだわ」とツッコミ。「そうだが証拠はないぞ」と食い下がるケンプトンだったが、これにもドロシーが「バカなの?」と辛辣な言葉で返す。言い返す言葉に困ったケンプトンは言葉に詰まる。

ケンプトンが「ニュースつけろ」と言うと、ドロシーは「許可証がない」と返答。ケンプトンは、過去に受信料未払いで逮捕されているのだった。小言を並べるケンプトンに毒舌で応酬するドロシー。まるで夫婦漫才かのような掛け合いが楽しい。

ドロシーをよそにケンプトンがテレビをつけると、「ウェリントン公爵」がゴヤ史上最高額で購入したことがテレビで報道されている。ようやく家族団らんかと思いきや、今度はケニーとドロシーの親子喧嘩へと発展。ケニーは部屋を飛び出し、ドロシーは追いかけるも口論は続く。ケンプトンは「“国連”が介入するか」と仲裁に向かうのだった…。

『アイリス』(2001)でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ハリー・ポッター』シリーズや『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)など話題作に出演するジム・ブロードベントと、『クィーン』(06)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『黄金のアデーレ 名画の帰還』(15)や『RED』『ワイルド・スピード』シリーズなどジャンルを問わず活躍するヘレン・ミレン。イギリスが誇る名優2人による軽妙なやり取りが垣間見ることができるワンシーンとなっている。

映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』は絶賛全国公開中。

作品情報

ゴヤの名画と優しい泥棒
2022年2月25日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

【STORY】1961年。197年の歴史を誇る世界屈指の美術館・ロンドン・ナショナル・ギャラリーから、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた。ロンドン警視庁はその巧妙な手口から、国際的なギャング集団による周到な計画による犯行だと断定。しかし、この前代未聞の事件の犯人は ケンプトン・バントン、60歳。長年連れ添った妻と優しい息子とニューカッスルの小さなアパートで年金暮らしをするごく普通のタクシー運転手だった。孤独な高齢者が、TVに社会との繋がりを求めていた時代。彼らの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもうひとつの隠された真相が…。当時、イギリス中の人々を巻き込んだケンプトン・バントンの“優しい嘘”とは!?

監督:ロジャー・ミッシェル『ノッティングヒルの恋人』『ウィークエンドはパリで』
出演:ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレン、フィオン・ホワイトヘッド、アンナ・マックスウェル・マーティン、マシュー・グード
後援:ブリティシュ・カウンシル 
2020年/イギリス/英語/95分/シネマスコープ/5.1ch/原題:THE DUKE /日本語字幕:松浦美奈

配給:ハピネットファントム・スタジオ

©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020

公式サイト happinet-phantom.com/goya-movie/

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事