コリン・ファレル「人間の本質とは何かという問いを突きつけられた」キャスト＆監督が衝撃SF『ヴォイジャー』を語る特別映像

2022年3月22日

惑星移住ミッションに挑む若者たちの狂乱を描く衝撃SF『ヴォイジャー』（3月25日公開）のキャスト＆監督のインタビュー映像が解禁となった。コリン・ファレルをはじめとする豪華キャストが作品への想いを語っている。

「他はない作品だし描き方が秀逸だ」

本作は宇宙船という抑圧され閉ざされた空間で育つ子供たちの行く末を『ダイバージェント』の監督ニール・バーガーがスタイリッシュ且つスリリングに描く衝撃のSF作品。惑星探査のミッションに挑む乗員に扮するのは『レディ・プレイヤー1』の主演で注目を集めたタイ・シェリダン、ジョニー・デップの実娘リリー＝ローズ・デップ、『ダンケルク』のフィオン・ホワイトヘッドら才能溢れる若手俳優たち。演技派俳優コリン・ファレルが彼らの指揮官に扮する。

このたび解禁されたインタビュー映像には、タイ・シェリダン、リリー＝ローズ・デップ、コリン・ファレルのキャスト3人と、ニール・バーガー監督が登場。

コリン・ファレルは「他はない作品だし描き方が秀逸だ。“人間の本質とは何か”という本質的な問いを突きつけられたよ」と本作の独創性を絶賛。

一方、リリー＝ローズ・デップは「大抵映画の役作りをする時、どういう過去を過ごしてきたか背景を考えるの。でも今回はできなかった。映画で説明される以上の経験は何もないんだもの」と役作りの苦労について明かす。

加えてニール・バーガー監督も「隔離された空間で育ち、地球のことは何も知らず、船で暮らす。そういう演技が求められる」と俳優たちに特殊な演技を要求したことを説明する。

18歳という設定の30人の乗員たちの本能が、宇宙船という閉ざされた空間で目覚めた時、一体何が起きるのか!?　それぞれに新境地に挑んだ役者たちの熱演にも注目だ。

『ヴォイジャー』は3月25日(金)より全国ロードショー。

作品情報

ヴォイジャー
2022年3月25日(金)より、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー

STORY
地球温暖化による飢饉が人類を襲い、科学者たちは居住可能な新たな惑星を探した。そして2063年。可能性を秘めた惑星を発見し、探査隊を派遣することになる。航行にかかる期間は86年。乗員は訓練を受けた30人の子供たちと、彼らの教官であるリチャードが同乗した。子供たちは船内で成長して子孫を残し、惑星に到達するのは彼らの孫の世代だ。子供たちはリチャードに従順に従い、航行は順調かにみえた。そして10年後。クリストファーとザックは、彼らが毎日飲む薬によって人間としての欲望が抑制されていることを知る。そして、反発した乗員たちは本能の赴くままに行動するようになり、ある事件をきっかけに船内の統制が崩壊していく―。

出演：タイ・シェリダン『レディ・プレイヤー1』、リリー＝ローズ・デップ『プラネタリウム』、フィオン・ホワイトヘッド『ダンケルク』、コリン・ファレル『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
監督・脚本：ニール・バーガー『ダイバージェント』／撮影：エンリケ・シャディアック『バンブルビー』『メイズ・ランナー』／編集：ナオミ・ジェラティ『リミットレス』／音楽：トレヴァー・ガレキス『オールド』／製作総指揮：ジョナサン・ファーマン『ウィンド・リバー』、スチュアート・フォード『ハクソー・リッジ』、グレッグ・シャピロ『ハート・ロッカー』、ミゲル・パロス『グッバイ、リチャード！』、アンドレア・スカルソ『ジュディ　虹の彼方に』、ジェイミー・ジェソップ、グレッグ・クラーク『魂のゆくえ』、ヴィクトリア・ヒル『魂のゆくえ』、Ｇ・マック・ブラウン『メン・イン・ブラック3』／製作：ベイジル・イヴァニク『ジョン・ウィック』、ニール・バーガー、ブレンドン・ボイーア『グリーンランド ―地球最後の２日間―』

2021年／アメリカ・チェコ・ルーマニア・イギリス映画／英語／108分／シネスコ／5.1ch／字幕：永井歌子／映倫G
原題：Voyagers／提供：ニューセレクト

配給：アルバトロス・フィルム

公式サイト　voyager-movie.com