第94回アカデミー賞、主演男優賞は『ドリームプラン』のウィル・スミスが受賞した。三度目のノミネートにして念願の初受賞。受賞直前には妻のジェイダ・ピンケット・スミスについての侮辱的なジョークを言ったクリス・ロックをステージにあがって平手打ちし、場内が騒然とする一幕があった。受賞スピーチは以下の通り。

『ドリームプラン』
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「なんということでしょう。

(私が演じた)リチャード・ウィリアムズは家族を守ることに熱心な人でした。この映画を作るにあたって、共演者である家族たちを守ることになりました。

僕は『人を愛せよ』という人生の役割を与えられました。そして『人を守れよ』と。『人々の大河となれ』と。僕たちの仕事は、悪口を言われたり、変なうわさを立てられても受け入れなきゃいけない。人から見下されても、笑顔で平気な振りをしなくちゃならない。

さきほどデンゼル・ワシントンに言われました。『高みに立ったときこそ、悪魔がやってくるから気をつけろ』と。

ビーナスとセリーナ(ウィリアムズ)に感謝を申し上げたい。一家が自分たちの物語を私たちに任せてくれたことに感謝したい。僕はこれがやりかった。愛や思いやりを伝える大使になりたいんです。

アカデミーの皆様に謝りたい。ノミネートされた仲間たちにも謝りたい。

これは美しい瞬間で、賞を取ったから泣いているわけではありません。私にとって、賞を取ることが目的ではないのです。人々に光を当てる人間でありたいんです。『ドリームプラン』の全キャストとクルー、ウィリアムズ家全員に光を当てることができました。

芸術は人生を模倣する。(さきほど)私は狂った父親のように振舞いました。リチャード・ウィリアムズと同じように。でも愛というのはクレイジーな行動をさせるものなんです。

母親に感謝します。母や妻や家族を愛せる男でいたい。受賞を光栄に思います」

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