ベット・ミドラー主演の1979年の映画『ローズ』のリメイク版で、『ハリエット』のシンシア・エリヴォが主演とプロデュースを務めることがわかった。米Varietyなどが報じている。

ベット・ミドラーが歌う主題歌「ローズ」は多くの歌手に歌い継がれるスタンダード・ナンバーに
1979年の映画『ローズ』は伝説的な女性ロック・シンガー、ジャニス・ジョプリンをモデルにした音楽ドラマ。ベトナム戦時中の60年代を舞台に、歌手ローズの激動の人生が描かれる。ベット・ミドラーの主演女優賞をはじめ、アカデミー賞4部門でノミネートされた。
Embed from Getty Imagesベット・ミドラー
ベット・ミドラーが歌う主題歌「ローズ」は世界中の歌手に歌い継がれるスタンダード・ナンバーになっている。日本でも中島美嘉、平井堅、手嶌葵らがカヴァーしている名曲中の名曲だ。
シンシア・エリヴォは、2019年の映画『ハリエット』でアフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用された奴隷解放運動家ハリエット・タブマンを演じ、アカデミー賞主演女優賞に初ノミネートされ、主題歌「Stand Up」で歌曲賞にもノミネートされた。
Embed from Getty Imagesアカデミー賞のステージでは圧巻のパフォーマンスを披露
今回のリメイク版には現代的なアレンジが加えられる模様。名曲「ローズ」やその物語がシンシア・エリヴォによってどのように生まれ変わるのか注目だ。