最低の映画や俳優を選ぶ第41回ゴールデンラズベリー賞が4月24日に発表された。毎年アカデミー賞授賞式の前夜に開催され、「ラジー賞(Razzies)」とも呼ばれている。
Embed from Getty Imagesケイト・ハドソン
最多受賞に輝いたのは『ミュージック/Music(原題)』。最低主演女優賞(ケイト・ハドソン)、最低助演女優賞(マディ・ジーグラー)、最低監督賞(SIA)の3部門で受賞した。
最低作品賞を受賞したのは元米国大統領ドナルド・トランプの支持者として有名なマイク・リンデルが監督したドキュメンタリー『Absolute Proof(原題)』。マイク・リンデルは最低主演男優賞にも選ばれた。
最低助演男優賞にはコメディー映画『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』に登場したルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長。
世界的な児童文学をロバート・ダウニー・Jr.主演で新たに映画化した『ドクター・ドリトル』が最低リメイク・パクリ・続編映画賞を受賞した。受賞結果は以下の通り。
Embed from Getty Images『ドクター・ドリトル』プレミアに出席したロバート・ダウニー・Jr.
2020年(第41回)結果
最低作品賞:『Absolute Proof(原題)』
最低主演男優賞:マイク・リンデル(『Absolute Proof(原題)』)
最低主演女優賞:ケイト・ハドソン(『ミュージック/Music(原題)』)
最低助演男優賞:ルドルフ・ジュリアーニ(『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』)
最低助演女優賞:マディ・ジーグラー(『ミュージック/Music(原題)』)
最低監督賞:SIA(『ミュージック/Music(原題)』)
最低脚本賞:『愛は、365の日々で』
最低リメイク・パクリ・続編映画賞:『ドクター・ドリトル』
最低スクリーンコンボ賞:ルドルフ・ジュリアーニと彼のパンツジッパー(『続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』)