大人気中国ブロマンスドラマ「陳情令」の吹替版がWOWOWでいよいよ4月14日(木)放送・配信スタートするのを前に、魏無羨役・木村良平&藍忘機役・立花慎之介のスペシャル対談インタビューが実現した。
緻密で壮大なストーリーと耽美的な世界観が話題を呼び、昨年、中国での再生回数が100億回を突破するなど、世界中を魅了したメガヒットファンタジー・ブロマンス時代劇「陳情令」。4月14日(木)午前0:30にいよいよWOWOWで吹替版の放送・配信がスタートとなる。
今回、魏無羨(ウェイ・ウーシエン)役の声を務める木村良平と藍忘機(ラン・ワンジー)役の声を務める立花慎之介のスペシャル対談インタビューが実現。「陳情令」との出会いや自身が演じるキャラクター、2人が思う本作の見どころなどを語った(インタビューはページ下部にて)。
2人の対談の模様は動画でも公開。第1弾・第2弾にわけ、第1弾はWOWOWのオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開中、第2弾は19日(火)午後6時に公開予定だ。
また、第1話の無料放送に合わせ、作品をより一層楽しむ企画「WOWOW同時鑑賞会」の開催が決定。「陳情令」[吹替版]を見ながら、「#陳情令吹替版」をつけてツイートし、みんなで盛り上がることができる。WOWOWオンデマンドでは無料トライアルを実施中。
木村良平&立花慎之介
「陳情令」[吹替版]スペシャルインタビュー
――「陳情令」を初めてご覧になった時の印象を教えてください。
木村 僕らは最初「陳情令」のダイジェスト版の吹替でキャスティングされてるんですよ。
立花 それもアニメの「魔道祖師」をやる前に。
木村 その時はドえらい内容が濃そうなドラマだなと思いました。
立花 あと出演者がイケメン・美女ばっかりなんだよね。
木村 ずっと見てられる。みんなきれいだし、ほんとかっこいいよね。
立花 江厭離(ジャン・イエンリー)、かわいいよね。
木村 「陳情令」のキャストのみなさんって表情に力のある人が多くて、表情でキャラクターが伝わってくる。というといま悪役の温晁(ウェン・チャオ)を思い浮かべた方も多いと思うんですけど(笑)。
立花 やっぱり魏無羨(ウェイ・ウーシエン)と藍忘機(ラン・ワンジー)がものすごくキャラに合った顔をしているなって。
木村 それな!
立花 俳優さんって体全体とオーラを使ってキャラになりきるじゃない。魏無羨の活発で快活な感じは顔からもう見えるし、藍忘機のキリっとした雰囲気も役者の全体から伝わってくる。
木村 でも藍忘機役のキャストご本人はすごく奔放な人なんだって。
立花 じゃあ自分をぐっと抑えてるのか。
木村 それが芝居なんだよね。
――藍忘機と魏無羨はどんなキャラクターでしょうか?
木村 魏無羨は快活で奔放で自由なようでいて、実はすごく物を考えたり成熟させていくタイプで、滅茶苦茶な頑固者、ですかね。
立花 彼の中に絶対に曲げたくない部分があるんだよね。その奔放さと芯のあるところのギャップが好きですね。
木村 そこがかわいくもあり、面倒くさいところでもあり。
立花 藍忘機は竹みたいな人ですね。強い心がある人で、そこからズレることをよしとしない。彼は変化が少しずつなんですよ。ちょっとした表情とか間とかで、吹き替えてる身からするとすごくわかりにくい。それがゆえに藍忘機なんだけど。
木村 大局で見るといまこう思ってる、このために行動してるってわかりやすい。でもその瞬間の熱みたいなのは表に出さないからね。
――二人の関係性がドラマの魅力でもありますが、それぞれにとって相手はどういう存在だと思いますか?
立花 最初の頃は、頑なに自分の世界だけを持っていた藍忘機に、人生で初めて踏み込んできたのが魏無羨だったと思うんです。それによって藍忘機が変わっていって、お互いが認め合えた時に初めて知己(親友)になった。魏無羨を大事に思うようになって、親友だからこそなんとかしてあげたいと思うようになった。魏無羨は藍忘機が成長するのに必要なキーパーソンかな。
木村 魏無羨にとっての藍忘機は、はじめはおちょくる対象、真面目だからこそからかったら面白いんじゃないかっていうくらいのね。でも実力的に自分も認めざるを得ない対等な相手で、ただ真面目なだけじゃなく根っこにすごいものを持っている。そんな藍忘機は魏無羨にとっても新鮮だっただろうし、自分にないものを彼の中に見つけたんじゃないかな。
――序盤での見どころなどを教えてください。
木村 序盤にはやっぱり学園もののような楽しさがある。色々なキャラクターがいて、こういう関係性でこういう世界なのかって。
立花 それぞれのキャラクターが深掘りされて、見せ場があるのが序盤ですね。
木村 中盤になると派閥同士の話や戦いに変わっていって、そこで序盤で描かれたキャラクターが生かされている。キャラクターたちが生きて苦しんで成長していくのがちゃんと描かれていると思います。
――では最後に、まだ「魔道祖師」「陳情令」を見ていない方にメッセージをお願いします。
木村 ものすごく多面的でいろんな角度から楽しめる作品です。登場人物も多いし物語も長いですが、1話2話と見ていただけたらぐっと引きこまれると思いますので、吹替版から見ていただけたらと思います。
立花 深く広く作られている作品なので、その世界観にも浸ってもらいたい。「陳情令」吹替版を見ていただいてからアニメ「魔道祖師」を見ていただくと物語が理解しやすく、楽しんでもらえるんじゃないかと思います!
「陳情令」[吹替版]
4月14日(木)午前0:30 放送・配信スタート(全50話)
【放送】毎週木曜 午前0:30[第一話無料放送]【WOWOWプライム】
【配信】放送終了後アーカイブ配信[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】
詳しくはコチラ→https://www.wowow.co.jp/detail/117110
STORY
五大世家(藍氏、江氏、聶氏、温氏、金氏)が世の秩序を治める中、快活で何ものにも縛られない自由奔放な魏無羨(ウェイ・ウーシエン)が無口で戒律を重んじ己にも厳しい藍忘機(ラン・ワンジー)に出会う。そんな対照的な二人は、偶然にも藍氏の禁地へ足を踏み入れ、藍氏が代々守ってきた秘密を知る。正義のため力を尽くすことを誓った二人は、共に事件を解決していくうちに、徐々に絆を強めていくが、魏無羨は罪を被せられ、断崖から身を投げそのまま消息を断ってしまうのだった。その16年後、呪術によって再び蘇る魏無羨は藍忘機と再会した。二人は新たな事件の真相にたどりつくと、それが16年前の忌まわしい過去につながることに気づく…。
<スタッフ>
原作:「魔道祖師」 墨香銅臭 監督:鄭偉文、陳家霖 脚本:楊夏、鄧窅瑜、馬競、郭光韻 音楽:林海
日本版制作:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
©2019 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
この記事が気に入ったらフォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow WEEKEND CINEMA