2021年カンヌ国際映画祭〈ある視点部門〉に正式出品されたヨアン・マンカ監督の長編デビュー作『母へ捧げる僕たちのアリア』の日本公開日が6月24日(金)に決定。あわせて日本版予告編が完成した。

「椿姫」などのオペラの名曲を背景に、夢と生活苦に挟まれる主人公の葛藤とひたむきな表情を捉える

本作は、南仏の海沿いの町に暮らす少年の兄弟との絆、母への尽きせぬ愛、夢を信じ一歩を踏み出そうとする勇気をオペラの名曲とともに瑞々しく描く感動作。これが長編初監督となるフランスの若き新鋭ヨアン・マンカ監督が、“縁のなかった芸術との出会い”の奇跡を、自身の自伝的な要素を盛り込み詩情溢れる映像で描いた。

主人公ヌールには、子役として活動していたマエル・ルーアン=ベランドゥがオーディションで選ばれ、ソプラノ歌手ドミニク・モアティによる指導のもと、劇中で歌声を開花させゆく過程が本作にさらなるリアリティを与える。長男アベルを演じるのは、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』で殺し屋・プリモを演じたダリ・ベンサーラ。ヌールを世界に連れ出すサラを演じたジュディット・シュムラは、『女の一生』(16)などでセザール賞他にノミネートされた実力派女優。「人知れぬ涙」にはじまり、パヴァロッティの「誰も寝てはならぬ」、カラスの「カルメン」など、数々の名曲がドラマを各所で彩る中、厳しい現実をリアルに映しながらも、清々しさと希望を差し込ませた感動作となっている。

このたび解禁された予告編は、南仏の海沿いの町の古ぼけた公営団地で、兄3人と暮らす14歳の主人公ヌールの生活を映し出すところから始まる。

重篤で昏睡状態の母を兄弟とともに自宅介護しているヌールの欠かせない日課は、毎夕、母の部屋の前までスピーカーを引っ張っていき、母が大好きなオペラを聴かせてあげること。そんなある日、教育矯正の一環で校内清掃中だったヌールは、そこで歌の夏期レッスンをしていた講師サラに呼び止められ、歌うことに魅せられていく――。

「椿姫」などのオペラの名曲を背景に、夢と生活苦に挟まれる主人公ヌールの葛藤とひたむきな表情が捉えられ、本編の深い感動を予感させる予告編となっている。

作品情報

母へ捧げる僕たちのアリア
2022年6月24日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開

監督・脚本:ヨアン・マンカ
出演:マエル・ルーアン=ベランドゥ、ジュディット・シュムラ、ダリ・ベンサーラ、ソフィアン・カメス、モンセフ・ファルファー

2021年/フランス/フランス語/108分/カラー/スコープサイズ/5.1chデジタル/原題:La Traviata Mes frères et moi

配給:ハーク 配給協力:FLIKK 字幕翻訳:手束紀子 後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本

© 2021 – Single Man Productions – Ad Vitam – JM Films

公式サイト hark3.com/aria

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