アメリカのポップカルチャーを変えた伝説のシンガー“ジャネット・ジャクソン”がすべてを語るドキュメンタリー番組『ジャネット・ジャクソン 私の全て』が、CSヒストリーチャンネルにて6月12日(日)よる8:00より放送開始される。この日本上陸を記念して、本編映像の一部が初解禁! 1990年に開始したジャネット・ジャクソンの、史上最大のデビューツアー「リズム・ネイション」ツアーの舞台裏映像だ。

「ツアー初日の前夜、夢を見た。ステージで最初の曲を歌ったら、3人分の拍手しか聞こえないの」

本作は、5年の歳月をかけて制作され、これまで語られることの無かった伝説のシンガー“ジャネット・ジャクソン”の50年余りの人生を、本人と著名な友人たちが語る完全保存版ドキュメンタリー。ジャネットが初めて語る複雑な幼少期、兄弟や親との関係、兄マイケルとの想い出。全盛期の未公開映像や、最も世間で話題になった瞬間の映像などをおりまぜながら、シンガーとしてのキャリア、そして、母となってからの人生観の変化など、これまでメディアに多くを語らなかったジャネットが自らその半生を振り返っていく。

今回解禁された映像は、「ツアー初日の前夜、夢を見た。ステージで最初の曲を歌ったら、3人分の拍手しか聞こえないの。誰も観客席にはいないの」という、当時のツアー前夜の不安な一夜を回想する、ジャネットの独白から始まる。

史上最大のデビューツアーとなった「リズム・ネイション」ツアーは、日本でも東京ドーム2daysを皮切りに、大阪城ホール、横浜アリーナで開催された。ツアー初日、そんな不安を払拭するツアー会場に向かう渋滞の列を目の当たりにしたジャネット。初日の会場を覆う人だかりや、開演を待つ観客の熱を帯びたコメントが続く。そんなコンサートを待ち続ける人たちの光景を見たジャネットは「その瞬間、感謝でいっぱいだった」と振り返る。

また、楽屋でメイクを施すジャネットや、ダンサーやスタッフ一同とともに「リズム・ネーション!」と円陣とともに掛け声を上げる貴重な舞台裏映像が綴られている。

開演直前「もうマイケルの小さな妹ではないわ」とMCから紹介されるジャネット。「音楽で人種の壁を打ち破るの」(リズム・ネイション)と力強く熱唱するジャネットのコンサート映像とともに、グラミー賞の初受賞を果たした功績が称えられる。

ラッパーのQティップは当時について「力強い宣言だった。逃れられない影響力を感じたよ」と彼女自身の放つパワーを語り、俳優のサミュエル・L・ジャクソンは「自分も戦地へ行軍する気持ちだった」とユーモアを交えて語る。ダンスと歌で世界を魅了した女性アーティストのパイオニアである、ジャネット・ジャクソンの誕生する瞬間が映し出されている。

作品情報

ジャネット・ジャクソン 私の全て
(全4話)

放送日時:2022年6月12日(日)よる8:00より、CSチャンネル「ヒストリーチャンネル」にて放送開始
毎週(日) よる8:00より、シリーズ全4話放送

©Janet Jackson

公式サイト https://jp.history.com/janet/

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