『ゴジラvsコング』のアレクサンダー・スカルスガルドと『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーンが、ウクライナ人監督ミロスラヴ・スラボシュピツキーの新作『ザ・タイガー(原題)』(The Tiger)で主演を務めることが決定した。

"Alexander Skarsgard" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0.
トラを密猟者から守るために活動するグループを描く
米『Variety』によれば、本作は1990年代後半のロシアが舞台の実話に基づく物語。絶滅の危機に瀕したトラを密猟者から守るために活動する「タイガー・チーム」と呼ばれるグループを描く。
スカルスガルドが演じるのはチームのリーダー。自らの身を守るため密猟者を殺したトラの捕獲を任される。デハーンはチームの新メンバーである環境科学者を演じる。

"Dane DeHaan" by Gage Skidmore is licensed under CC BY-SA 2.0.
プロデューサーとして名を連ねるのは『レスラー』『ブラック・スワン』などの名匠ダーレン・アロノフスキー。監督を務めるミロスラヴ・スラボシュピツキーは、全編が手話のみによって構成された衝撃作『ザ・トライブ』でデビューし、2014年カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリを含む3冠を達成するなど高い評価を受けた。
今回発表された出演者、製作陣について監督は「これ以上素晴らしいコラボレーションはないでしょう」とコメントし、「この映画を作ることにとても興奮している」と語っている。