『ハードエイト』(96)『ブギーナイツ』(97)『マグノリア』(99)とポール・トーマス・アンダーソン監督作に連続出演するなど多数のハリウッド映画で活躍したベテラン個性派男優フィリップ・ベイカー・ホールが2022年6月12日死去したと家族が公表した。享年90。

フィリップ・ベイカー・ホール
David Shankbone, CC BY 3.0 https://creativecommons.org/licenses/by/3.0, via Wikimedia Commons
『となりのサインフェルド』で演じたブックマンも人気に

軍人、教師などの職を経て30歳でニューヨークに出て俳優を目指した。ブロードウェイで舞台に出た後ロサンジェルスに。70年代半ばころから映画に出るようになったが、なかなか芽が出ず、売れっ子になったのは90年代になってからという遅咲き。

主な出演作に『セイ・エニシング』(89)『ゴーストバスターズ2』(89)『死の接吻』(95)『ザ・ロック』(96)『エアフォース・ワン』(97)『トゥルーマン・ショー』(98)『ラッシュアワー』(98)『エネミー・オブ・アメリカ』(98)『インサイダー』(99)『リプリー』(99)『ザ・コンテンダー』(00)『トータル・フィアーズ』(02)『ブルース・オールマイティ』(03)『悪魔の棲む家』(05)『ゾディアック』(07)『ラッシュアワー3』(07)『幸せの行方…』(10)『アルゴ』(12)などなど多数。

テレビでは『となりのサインフェルド』で演じたブックマンが全米では人気だった。亡くなる数週間前までは元気で、家族によれば肺気腫の合併症だったという。

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