トニー賞で最多5部門受賞『リーマン・トリロジー』2週間限定の追加上映が緊急決定

2022年6月19日

NTLive『リーマン・トリロジー』が東京シネ・リーブル池袋にて6月24日（金）から2週間限定で緊急追加上映されることが決定した。

ナショナル・シアター上演時にはチケット完売を記録した注目作

先日発表された第75回トニー賞で最多5部門の演劇作品賞、演劇演出賞（サム・メンデス）、演劇主演男優賞（サイモン・ラッセル・ビール）、演劇照明デザイン賞（ジョン・クラーク）、演劇装置デザイン賞（エス・デヴリン）を受賞した『リーマン・トリロジー』。

世界的な投資家リーマン一家が米国に移住した1844年から2008年のリーマン・ショックが起こるまでの3世代にわたる栄光と衰退を描く舞台で、ナショナル・シアター上演時にはチケット完売を記録した注目作。主演の３人が約３時間にわたり、150 年以上にわたるリーマン家の歴史を演じ切る。

今回の追加上映は、チケット完売等で本作を観られなかった人やリピートしたいという人からの熱望の声を受けて急遽決定したもの。

ナショナル・シアター・ライブ版はロンドンで上演されたオリジナル版で、NYの舞台に出演しているエイドリアン・レスターの役はベン・マイルズが演じている。本作でトニー賞を受賞した巨匠サム・メンデスによる巧みな演出、NYの変わりゆく姿を透明な箱のセットで表現して同じくトニー賞を受賞したエス・デブリンによるデザイン、トニー賞受賞のジョン・クラークによる照明、そして主演３人の演技と一台のピアノによる舞台進行は、全てが完璧なケミストリーを生み出している。

完成度の高さに驚き感動する世界最高峰の演劇を映画館で楽しむ再チャンス。なお、本作の上映権利は7月27日に終了予定。