アカデミー賞監督アレックス・ギブニーによる衝撃ドキュメンタリー『無責任大統領と 17 人の告発』が本日7月4日(月)より月額動画配信サービス「WATCHA(ウォッチャ)」にて日本独占初配信がスタートした。

「このドキュメンタリーは最高のホラー映画だ」(THE WRAP)

『無責任大統領と17人の告発』は、2020年から世界に拡大した新型コロナウイルスのパンデミックの中、米国のトランプ政権がおこなった “とんでもない指揮”や“汚職”の様子を数々の衝撃的な証言によって明らかにする暴露ドキュメンタリー映画。

本作の指揮を執るのは、ドキュメンタリー映画監督でプロデューサーのアレックス・ギブニー。これまで『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』で米アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされ、『「闇」へ』では同賞の受賞を果たすほか、評価の高い作品を数多く発表している。

コロナ禍であらゆる映画制作が中断される中、今作のために感染防止対策を万全にした専用の撮影機器が開発され、5 ヶ月間にわたって極秘で撮影された。

アメリカ国内では 2020 年 1 月 20 日に最初の新型コロナウイルス感染者が見つかり、各地に拡大。その9ヶ月後、パンデミックは約 20 万人ものアメリカ人の命を奪い、重大な経済損失も生み出した。

本作は、科学者や医療従事者、政府関係者への取材や彼らの決死の内部告発を元に、世界一の経済大国アメリカが一体なぜ世界最多の死者を出すまでになってしまったのかを追及し、トランプ政権の腐敗と怠慢を暴露する渾身のドキュメンタリーとなっている。メディアからは「このドキュメンタリーは最高のホラー映画だ」(THE WRAP)などと評された。

本国米国で本作の配給を手掛けたのは、今注目の映画会社「NEON」。日本の映画ファンの間でも人気の高い「A24」と並び称される、新進気鋭の独立系映画製作・配給会社だ。『パラサイト 半地下の家族』、『TITANE/チタン』、『Triangle of Sadness』といったカンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作品や、是枝裕和監督の『ベイビー・ブローカー』などの配給権を獲得。世界から評価される刺激的な作品を手掛け、その審美眼に定評がある。

アレックス・ギブニー監督メッセージ

コロナ禍でトランプ政権の無能さと政治腐敗を目の当たりにし、この映画の製作を行わなければならないと思った。

トランプ大統領は 2020 年 2 月 7 日の時点で COVID の脅威を認識し、彼自身も“死に至るウイルス"と表現していた。しかしアメリカ国民を守るためにそれを封じ込めることをせずに、感染拡大を意図的に無視していたのだ。"まるで奇跡のように消え去るだろう"とまで発言した。大統領選挙の時まで有権者が問題に気づかないだろうと高を括っていた。これはほぼ過失的犯罪である。

私はこの作品を政治についての映画とは捉えていない。制御不能なまでの無能さと腐敗についての映画だ。

作品情報

無責任大統領と 17 人の告発
2022年7月4日(月)より WATCHA にて日本独占初配信開始

製作年:2020 年/製作国:アメリカ
ジャンル:ドキュメンタリー、政治/124 分
監督:アレックス・ギブニー、オフィーリア・ハルティウニアン、スザンヌ・ヒリンガー
視聴はこちら:https://watcha.com/contents/mWLyl4D

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