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“黒い夏”と呼ばれる、2019年の豪州大規模森林火災をテーマにした海外ドラマFIRES~オーストラリアの黒い夏~』(全6話)がいよいよ本日7月4日(月)より「スターチャンネルEX」で独占配信開始(「BS10 スターチャンネル」では、8/30(火)より放送を開始)。配信開始を記念して、キャスト&クリエイターが作品解説する特別映像が解禁された。

「この惨事の全てか、少なくとも人々が経験したことの一部を伝えたかった」

2019年から2020年にかけてオーストラリアの広範囲に広がった大規模森林火災。本作は“Black Summer”(黒い夏)とも呼ばれるこの未曾有の災害を経験した人々の実話にインスパイアされた、オーストラリア国営放送局・ABCが手掛けた6話構成のアンソロジー。地球温暖化が進むなか年々悪化している森林火災の脅威を映像化し、それによって失われるものの尊さや大切なものとは何かを訴えるヒューマンドラマ。火災の迫力や、災害によって窮地に立たされる登場人物たちの行動や心境が非常にリアルに描かれており、観る者を圧倒する。自然災害大国である日本の視聴者にとっても遠い世界の話とは思えない、真に迫る作品だ。

キャストには『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』や『ベイビーティース』主演で今注目のネクストブレイク女優、エリザ・スカンレン、『アバター』続編の公開が控える名優サム・ワーシントン、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのミランダ・オットー、『FRINGE/フリンジ』のアナ・トーヴらオーストラリアにゆかりのある新旧スターたちが勢ぞろいした。

このたび解禁されたのは、本作のスタッフ・キャストが作品の見どころや本作で伝えたいテーマを語る特別映像と、製作総指揮・脚本共同執筆者であるベリンダ・チャイコのインタビュー。

映像では、製作総指揮・脚本のトニー・エアーズが「この惨事の全てか、少なくとも人々が経験したことの一部を伝えたかった」と本作の目指したところについて語り、続けて各話の概要についてキャストと共に紹介していく。なお本作の各エピソードは物語として直接つながってはいないが、2019年からの時系列と被害の広がりを軸に緩やかに関連し、最終第6話で総括を迎えるつくりとなっている。

「このシリーズの要素の1つが2人の消防隊員だ。もう一つの要素は火災で、夏の間に発生し激しさが増していった。第1話で若い2人が初めて火災現場に出動する。それがどのようなことなのかしっかりと話し合った」とエアーズ。主人公でボランティア消防団員のタッシュ役エリザ・スカンレン(『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』)は「英雄としてだけでなく、人間味も描かれている」、同じくボランティアで新人のモット役ハンター・ペイジ=ロカード(『ウェントワース女子刑務所』)は「この作品は全員の調和が取れて、事実を伝える責任があった」と、実際に火災の現場で多くのボランティア消防団員たちが体験した現実を描いている点を強調した。

第2話については、ダンカン役リチャード・ロクスバーグ(『ミッション:インポッシブル2』)が「ダンカンと彼の妻は酪農家で火災が原因で土地を失う」、キャス役ミランダ・オットー(『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ)は「以前の状態に戻る方法を模索する」と語り、被災者の損失について描かれている点を紹介する。

第3話についてエアーズは「留まることと離れることの両方を描いた。どちらの選択であっても迫りくる火災の脅威がいかに恐ろしいかを描いた」と語る。避難勧告を無視して自宅にとどまるエイドリアン役ダン・スピールマンは「実際に目にするまで私たちの考えと実際の火災の威力には大きな相違があると思う」と、当時の現地住民に火災がどう見えていたかについて実感を持って説明する。

第4話は「特にコミュニティセンターやシェルターに焦点を当てた。人々が集まり、互いに助け合い、それぞれのトラウマを克服することが描かれている」と紹介される。歌手として成功し都会に出て行った元教え子と気まずい再会を果たす教師役のグレン役サム・ワーシントン(『アバター』シリーズ)は「グレンは小さな町の先生だ。周りの人の苦しみを少しでも和らげようと努力する」と役柄を説明する。避難所に集まる人々の苦悩や支えあいは、自然災害を多く経験してきた日本人の視聴者にはとりわけ身近なテーマかもしれない。

第5話に出演するルース役ケイト・ボックス(『ウェントワース女子刑務所』)は「ルースと彼女のパートナーのナーラが登場する」とこのエピソードでは同性カップルが主人公であることを紹介。ナーラ役ヘラナ・ソーウィレスは「2人が別れようとしていた時に火災で火に囲まれる」と述べ、私達の日常生活の様々なシーンで突然起こりうる災害の恐ろしさを強く印象付けるエピソードである事を伝える。

最終話となる第6話について、問題を抱えながら、とある少女と出会い、自分自身を見つめ直し心を開いていくダグ役サリヴァン・ステイプルトンは、火災から避難するパニック状態の中でも生まれる“人間同士のつながり”に焦点が当てられることを解説。

最後にトニー・エアーズは「作品のテーマは、一人一人が生きていく中でのコミュニティの重要性だ。現在のパンデミックや火災が起きた夏の間において、特に重要なメッセージになる」と改めて本作を製作した意義を語った。

製作総指揮・脚本共同執筆者 ベリンダ・チャイコ インタビュー

プロフィール
オーストラリア出身、映画・TVシリーズの監督と脚本家。脚本家としての代表作にエミー賞を受賞したオーストラリアSBSドラマ「Safe Harbour(原題)」、オーストラリアABC・Netflixドラマ「ステートレス -彷徨の行方-」などがある。

——あの火事の時、あなたはどんな状況でしたか?また、このドラマを制作しようと思った動機についても教えてください。

私はニューサウスウェールズ州北部に住んでいました。あの周辺一帯は夏前から激しい森林火災に見舞われたのです。私の自宅の裏の丘陵地帯が何週間も燃えていた光景は忘れられません。煙が辺り一面を覆っていました。煙のせいで太陽がほとんど見えず、明るいオレンジ色のボールのようにしか見えない日もありました。それまで大きな熱帯雨林地方に住んでいたので森林火災の怖さを味わったことはありませんでしたが、あの時は違いました。長く続いた干ばつのせいで熱帯雨林でも火災が起こったのです。

共同制作のトニー・エアーズがこのアンソロジーのオリジナルアイデアを持っていて、私に興味がないかと打診してきたのです。すぐに「イエス」と答えました。2019年~20年の大規模森林火災はオーストラリアにとって重要な分岐点となった出来事なので、これは何かしら形にして残しておくことが重要だと感じていたからです。

——このシリーズを制作するにあたってどんなリサーチが行われましたか?

最初に、現存するニュース記事からあの火災を乗り越えた人々の物語を集めました。そこから、聞き取りをしたり、火災の影響を受けた地域に調査員を派遣したりしたのです。企画チームはそうして集めた報告のすべてに目を通し、私たちは“最初の仕事”として自分たちが最も共感した物語を割り出し、そこからアンソロジーの構築を始めました。

リサーチは私たちが関心を抱いて追及していた物語に磨きをかけるためにも、脚本の執筆段階でも続けられました。そして、リサーチは2009年に起こったあの恐ろしいブラックサタデーを含む過去の大規模森林火災を体験した人々たちへの聞き取りにも範囲を広げました。さらには数多くのボランティア消防団員からも話を聞き、国内の消防隊にも働きかけを行いました。プリプロダクションの際には元消防隊員だった火災コンサルタントとも連携して、物語のリアルさを追求したのです。

——アンソロジーというスタイルを選んだ理由を教えてください。

このドラマを作り始めた時から、あの大規模森林火災の際の多種多様な体験を描きたいと考えていました。それを実現する唯一の手法が、1話ごとに違う場所に違うキャラクターが登場するスタイルにすることでした。舞台をひとつにして、キャラクターの顔ぶれも同じにすることは、あの森林火災の規模の大きさを伝えるにはふさわしくないと感じたのです。

また、“市井の人々”の物語を描こうとも決めていました。政府や関係機関の人々ではなく、あの時、あの火災の場に実際にいた人々の視点を描きたかった。ボランティア消防団員、火災に対するスキルや必要な対策などなかった普通の人々の姿のことです。私たちは森林火災を体験したことのない人たちに、それが一体どういうものなのかを感じて、知ってほしいと思いました。“リアルさ(Authentic)”と“実体感(Immersive)”がこのドラマの制作時のキャッチワードになりました。

ほかにも、火災の中を生きる人々の多種多様な姿を見せたいと考えました。それは単に火災と戦う姿だけでなく、これからもそこで生きていくか、それともそこを後にするかという決断をする人たちの姿です。ほかにも避難所で暮らす人々の姿がその一例です。このドラマはクロニクルではありませんが、このドラマは火災のはじまり、その渦中、その後を描いています。

——この大規模森林火災の環境への影響は甚大でした。このドラマではその点をどう伝えていきたいと思いますか?

2019年/20年の大規模森林火災はオーストラリアに深刻な環境破壊をもたらしました。多くの野生動物の喪失は衝撃的で世界中の人々が知るところとなりました。野生動物だけでも10億匹以上(さらに昆虫、野鳥、無脊椎動物)が失われました。

さらに1800ヘクタール以上の森林地帯が焼失しました。それは生き残った動物たちにとっての生息環境が失われたというだけでなく、二酸化炭素を再吸収する重要なリソースも失われたということでもあります。あの大規模火災はオーストラリアの1年間分の二酸化炭素総排出量とほぼ同等の二酸化炭素を放出しました。地球温暖化がより激しい森林火災をもたらし、森林火災で放出される二酸化炭素がさらなる地球温暖化を促してしまうという危機的な循環に陥っているように感じています。

今回の大規模森林火災で、オーストラリアはいわば世界に警告を鳴らす“炭鉱のカナリア”だったように思います。その後、カリフォルニアや北極圏でも大規模な山火事が起こり、最近ではトルコとギリシャでも森林火災が発生してしまいました。

私たちはこのドラマシリーズが何らかの行動を起こすきっかけになることを願っています。私たちはまだ変わることができる、そして世界で起こっていることに影響を及ぼすことができる。もしも私たちの行いが何かを傷つけているなら、同じように私たちの行いは何かを治すこともできるはずです。

作品情報

FIRES~オーストラリアの黒い夏~
(全6話)

<配信>「スターチャンネルEX」
【字幕版/吹替版】 7月4日(月)より独占配信開始
作品ページ:https://ex.star-ch.jp/special_drama/kxxzZ

<放送>BS10 スターチャンネル
【字幕版】 8/30(火)より 毎週火曜よる11:00 ほか
【吹替版】 9/1 (木) より 毎週木曜よる10:00 ほか ※8/27(土)吹替版 第1話 無料放送
公式ページ:https://www.star-ch.jp/drama/fires

【製作総指揮・脚本】トニー・エアーズ、ベリンダ・チャイコほか
【監督】マイケル・ライマー(『ハンニバル』シリーズ)ほか
【出演】エリザ・スカンレン、サム・ワーシントン、ハンター・ペイジ=ロカード、アナ・トーヴ、リチャード・ロクスバーグ、ミランダ・オットーほか

©2021 Tony Ayres Productions Pty Ltd, Australian Broadcasting Corporation and Screen Australia. ALL RIGHTS RESERVED.

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