オスカー俳優の故フィリップ・シーモア・ホフマンの息子で、ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『リコリス・ピザ』(現在公開中)で鮮烈なデビューを飾ったクーパー・ホフマンの次回作が決定した。『ストレンジャー・シングス』のデヴィッド・ハーバーと親子役で共演する。

『リコリス・ピザ』のクーパー・ホフマン
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廃棄物処理のビジネスで成功を収めたマフィア、ジェームズ・ガランテの実話が基

米「Deadline」の報道によれば、その新作のタイトルは『ザ・トラッシャーズ(原題)』(The Trashers)。『ザ・ソプラノズ』のトニー・ソプラノのモデルになったといわれるマフィアの一人で、廃棄物処理のビジネスで成功を収めたジェームズ・ガランテの実話が基になっている。

2004年、ガランテは街のホッケーチームを買収し、10代の息子A.J.にその運営を任せた。その息子A.J.を演じるのがホフマンで、デヴィッド・ハーバーが父親役。A.J.の指揮の下、チームは暴力的なプレースタイルで次々と勝利を収めていくが、ガランテの悪行が明るみに出ることですべてが崩壊していく。

タイトルの「トラッシャーズ」とはガランテの仕事にちなんで名づけられたホッケーチームの名前。

監督は2022年サンダンス映画祭で観客賞を受賞した『チャチャ・リアル・スムース』のクーパー・レイフが務める。今年の秋に撮影される予定。

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