ダイアナ元妃の人生を辿るドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』が9月30日(金)より日本公開。本日9月19日、エリザベス女王の国葬が執り行われるのにあわせて、どのようにダイアナがイギリス、王室に影響をもたらしたかを解説する本作の本編映像が解禁された。

「ダイアナ妃は王室にとって数世紀ぶりの吉事だ」

本作は世界中で大フィーバーを巻き起こし日本でも高い人気を誇ったダイアナ元皇太子妃の世界初の劇場ドキュメンタリー。歴史に残る結婚式。子供が生まれた日。離婚にまつわるスキャンダル。AIDSの子供を抱きあげる姿。そして彼女が亡くなった日――。ダイアナ妃の人生、そして悲劇的な死については過去にも何度も語られてきたが、アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートを果たした経験を持つ、気鋭のドキュメンタリー作家エド・パーキンズ監督(Netflix「本当の僕を教えて」)が手掛ける本作は、1981年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から、世界中が悲しみに暮れた突然の死までの16年間が、当時のニュース番組の映像やホームビデオなど、あらゆるアーカイブ映像を繋ぎ合わせて語られ、これまで以上にダイアナを新鮮で身近に感じられるよう構築されている。

エリザベス女王の葬儀が行われる本日9月19日。2022年は英国王室にとって、そして英国民にとっても大きなターニングポイントとなるが、英王室と英国民の絆がここまで深まったのには歴史があり、そこには本作の主人公・ダイアナ元皇太子妃が大きく関係している。

チャールズ皇太子との離婚劇など多くの不運があった1992年を女王は「アナス・ホリビリス(ひどい年)」と振り返ったこともあったが、その後もダイアナの存在から多くのことを学んだと言われている。

今回解禁された映像は 1982 年、ハンプトンコート宮殿にオランダのロイヤルファミリーを招いた時のもので、エリザベス女王はオランダのベアトリクス女王と並んでマスコミの前に登場し、その後チャールズ皇太子とダイアナが腕を組みながら現れる。「ダイアナ妃は王室にとって数世紀ぶりの吉事だ」というナレーションが入る。

君主制主義者が5割だったオーストラリアでダイアナの訪問後、支持者が大きく増えたことを述べ、「皇太子だけの訪問では影響がはなかった」と続ける(ちなみにこの映像でダイアナが身に着けている 4 連パールのネックレスは日本政府がエリザベス女王に贈ったもの。女王からダイアナに受け継がれ、現在はキャサリン皇太子妃が愛用している伝統のジュエリーである)。

そして映像はダイアナの葬儀の様子に切り替わる、ダイアナの訃報があった際に声明をださなかった王室への人々の批判が映し出される。「国民がどんなに悲しんでるか知るべき」「王室は儀礼にこだわって人の気持ちが分かっていない」とまで言われ、王室への反対を表明するのではないかと思わせるほどの怒りを表している。

そしてダイアナの葬儀。彼女の死後、沈黙を貫いた王室も国民の声を聞き入れ、ロイヤルファミリーも国民と一緒になって参列しダイアナを見送った。エリザベス女王と王室はこれをきっかけに国民との信頼関係を築くことの大事さを再確認したと言われている。

多くの人々に愛され、また受け取ったその愛で王室と国民を繋げたダイアナ。本作はもう一度“愛の人”と呼ばれる彼女について振り返る絶好の機会となる。

『プリンセス・ダイアナ』は9月30日(金)、TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー。

作品情報

プリンセス・ダイアナ
2022年9月30日(金)、TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国ロードショー

監督: エド・パーキンズ(Netflix『本当の僕を教えて』)
原題:『The Princess』
配給:STAR CHANNEL MOVIES

© Kent Gavin

公式サイト diana-movie.com

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