『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』や『アド・アストラ』などで知られるジェームズ・グレイ監督の最新作にして自伝的物語『アルマゲドン・タイム ある⽇々の肖像』が5月12日(金)より公開。このたび、本作で夫婦役を演じているアン・ハサウェイ&ジェレミー・ストロングの2ショットインタビュー映像が解禁された。

「あまりに大きなチャレンジに思わず及び腰になったよ」

本作は『エヴァの告白』(13)、『アド・アストラ』(19)など社会派からSFまで精力的に新作を世に送り出し続けるジェームズ・グレイが製作・監督・脚本を務めた最新作。差別と格差が根付く80年代NYを舞台に、多感かつ繊細な12歳の少年ポールが培っていく友情、そして微妙な変化を迎える家族との関係を通して、時代を取り巻く理不尽や不公平を浮き彫りにする。アン・ハサウェイ、アンソニー・ホプキンスらアカデミー賞常連の豪華キャストの共演が実現した。

今回解禁された映像は、監督の少年時代が投影された主人公の少年・ポールを思い、愛情に溢れるが故に少々暴走しがちな両親を演じたジェレミー・ストロングとアン・ハサウェイの2ショットインタビュー。

本作の出演に至った経緯についてジェレミー・ストロングは「ジェームズ(・グレイ監督)のファンだったんだ。現代における名匠の一人さ」と明かし、アン・ハサウェイも「コロナが流行し始めたころエージェントから電話があった、“特別な物語を読んだ”とね。ある役の候補に私の名前が上がったらしくて、監督と話すかと聞かれたから、『もちろん』と言ったわ。脚本を読んですぐに気に入った」と言い、2人とも念願のジェームズ・グレイ作品への出演だったことを告白する。

監督の両親を投影したキャラクターをそれぞれ監督の目の前で演じる、という奇妙な経験についてアン・ハサウェイは「事実に縛られず好きに演じてと言われたけど、母親に対する彼の思いは大事にしたかった」と思いやり、ジェレミー・ストロングも「あまりに大きなチャレンジに思わず及び腰になったよ」と苦笑。粗野で暴力的な振る舞いもするが、優しさや愛情も示すという多面性をもつ父親を演じるにあたってストロングは「監督はそうした類の人々を鮮明に描き、細部まで表現したかったんだ」と分析、「俳優として貴重な経験ができたよ」と振り返った。

アン・ハサウェイは、ジェレミー・ストロングが演じた父親と同様に、自身が演じた母親も一見、子供の人生をコントロールする毒親に見えることについて「2つの矛盾する側面を持ってる人よ。一歩下がって眺めてみると分かる。エスターの心の奥には家族への深い愛があると。彼女なりに家族を愛してると分かった。だからあの役に惹かれたの」と見解を述べる。

そして「彼女は怒りや暴力という形で愛を表現する。でも過去の世代を批判せず、理解することが大切だと思う。80年代には選択肢が少なかった、だから愛の形が複雑になる」と、この母親を演じることへの一筋縄ではいかない難しさ、この役に惹かれた理由を明かしている。

『アルマゲドン・タイム ある⽇々の肖像』は5月12日(⾦)より TOHO シネマズシャンテほか全国ロードショー。

作品情報

アルマゲドン・タイム ある⽇々の肖像
2023年5月12日(⾦)より TOHO シネマズシャンテほか全国ロードショー

製作・監督・脚本:ジェームズ・グレイ
出演:アン・ハサウェイ、ジェレミー・ストロング、バンクス・レペタ、ジェイリン・ウェッブ、アンソニー・ホプキンス
2022 年/アメリカ/スコープサイズ/115 分/カラー/英語/5.1ch/原題『Armageddon Time』/⽇本語字幕翻訳:松浦美奈/PG-12

配給:パルコ ユニバーサル映画 宣伝:フラニー&Co.

© 2022 Focus Features, LLC.

公式サイト https://www.universalpictures.jp/micro/armageddon-time

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事