元トーキング・ヘッズのフロントマンで、グラミー賞受賞アーティスト、デイヴィッド・バーンと『ブラック・クランズマン』でオスカーを受賞した鬼才・スパイク・リー監督。現代アメリカを代表するふたりの才人の奇跡のコラボレーションがついに実現した映画『アメリカン・ユートピア』が全国公開中。このたび「ぜひ爆音で見たい!」という熱いリクエストを受けて、「爆音映画祭」 をプロデュースする boid 樋口泰人により音響調節された爆音上映が 6月1日(火)より営業再開する渋谷シネクイントにて実施されることが決定した。

さらに先んじて発表していた、デイヴィッド・バーンが率いたトーキング・ヘッズの伝説のコンサートフィルム『ストップ・メイキング・センス』の同館での上映も改めて決定。こちらも boid 樋口泰人の音響調整による爆音上映が追加決定している。

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提供:キングレコード
配給:boid

『アメリカン・ユートピア』は2018 年にデイヴィッド・バーンが発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案とする作品。この作品のワールドツアー後、19 年の秋からブロードウェイのショーとして再構成された舞台が始まり、その斬新な内容は大評判となった。映像化の可能性を考えたデイヴィッド・バーンはスパイク・リーに声をかけ、映画化がスタート。バーンのライヴ映画としては、トーキング・ヘッズ時代に『ストップ・メイキング・センス』(84 年、ジョナサン・デミ監督)が作られたが、バーンとスパイク・リーの幸福なコラボレーションにより、ドキュメンタリーでもなく記録映画でもない、新たなスタイルのライヴ映画が完成した。
このたび決定した「爆音上映」とは、通常の映画用の音響セッティングではなく、音楽ライヴ用の音響セッティングをフルに使い、大音響の中で映画を見・聴く試み。その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。大音響でなければ聞こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映だ。
Boid 樋口泰人の手によりスタートした「爆音映画祭」は、東京・吉祥寺バウスシアターからスタートし、今では日本全国で展開されておりファンの年齢層も広がっている。特に音楽に特徴をもつ作品との親和性が高く、ファンに新たな映画の楽しみ方を提示し続けている。
通常上映と爆音上映の違いを楽しみながら、映画史・そしてエンターテイメント史をたどることも可能になる貴重な機会となる。
『アメリカン・ユートピア』爆音上映スケジュール
※予告なく予定は変更になる可能性がございます。
・初回 6/5(土) 19:05 / 2 回目 6/19(土) / 3 回目 6/26(土) ※2 回目・3 回目の上映時間は後日発表
【料金】1,900 円均一 ※前売り券・特別鑑賞券・招待券各種使用不可
さらに、爆音上映回ご来場の方に非売品ポストカードプレゼント! (なくなり次第終了)

『ストップ・メイキング・センス』上映スケジュール
上映期間 6/11(金)~6/17(木) ★6/12(土)のみ爆音上映決定!★
料金:1,200 円均一
爆音上映特別料金:1,900 円均一 ※爆音上映回のみ料金が異なりますので、ご注意ください。
各作品のチケット販売日は、シネクイント販売スケジュールに準ずる。
詳細タイムテーブルはシネクイント公式サイト:https://www.cinequinto.com/にてご確認くだ
さい
※上映日程は今後の感染拡大状況に伴い変更の可能性がございます。
アメリカン・ユートピア
5月28日(金)全国ロードショー
監督:スパイク・リー 製作:デイヴィッド・バーン、スパイク・リー
出演ミュージシャン:デイヴィッド・バーン、ジャクリーン・アセヴェド、グスタヴォ・ディ・ダルヴァ、ダニエル・フリードマン、クリス・ジャルモ、ティム・ケイパー、テンダイ・クンバ、カ
ール・マンスフィールド、マウロ・レフォスコ、ステファン・サンフアン、アンジー・スワン、ボビー・ウーテン・3世
2020 年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/5.1ch/107 分/原題:DAVID BYRNE`S AMERICAN UTOPIA/字幕監修:ピーター・バラカン
©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED
ユニバーサル映画 配給:パルコ
公式サイト:americanutopia-jpn.com