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2021年カンヌ国際映画祭ある視点部門審査員賞受賞、2022年アカデミー賞国際⻑編映画賞ショートリスト選出(オーストリア代表)作品『大いなる自由』が7月7日(金)より公開。このたび漫画家の多田由美、絵津鼓からイラストが到着した。

多田由美(漫画家)によるイラスト
絵津鼓(漫画家)によるイラスト
「儚く見えて力強い愛に満ちた生き様と、ラストシーンを反芻しながら、同じものを見ているふたりを描きました」

Bunkamura初の配給作品となる本作は、戦後ドイツで男性同性愛を禁ずる「刑法175条」のもと、「愛する自由」を求め続けた男の20余年にもわたる闘いを描いた、静かな衝撃作。主人公ハンスを演じたのは、ミヒャエル・ハネケ監督『ハッピーエンド』(17)やドイツ映画賞主演男優賞に輝いた『希望の灯り』(18) などで大きな印象を残した次世代スターで、ダンサー・振付師でもあるフランツ・ロゴフスキ。当初はハンスを嫌悪しながらも、次第に心をほどいていくヴィクトールを演じたのは、演技派ゲオルク・フリードリヒ。唯一無二の関係性を絶妙な距離感で具現化した二人のケミストリーは各国メディアから激賞された。監督は、オーストリアの俊英セバスティアン・マイゼ。カンヌを皮切りに世界各国の映画祭を席巻し、2022年レインボー・リール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~でも絶賛が相次いだ。

今回、イラストを寄せたのは、 『レッド・ベルベット』 『ウォーレンの娘』『お陽様なんか出なくてもかまわない』など、研ぎ澄まされたセリフと計算し尽くされた構図、まるで映画のような作品で知られる漫画家の多田由美と、『メロンの味』が好評を博し、『モアザンワーズ』 『IN THE APARTMENT』の2作が『 モアザンワーズ/More Than Words』としてAmazon Prime Videoにてドラマ化、繊細な感情表現に定評のある漫画家の絵津鼓のふたり。

ふたりが描いたのは映画で描かれる3つの時代の最後となる1968年のシーンで、当初は反発から始まったふたりの関係も、20年以上の時間を経てお互いが抱く信頼感や親密さを感じさせる場面を切り出している。絵津鼓は刑務所の娯楽室のテレビでアポロの月面着陸を観るふたりを描き、 「移り変わる時代と、誰かとの関わり。純粋な子供のようなハンスの、垂れた頭を撫でたくなる。儚く見えて力強い愛に満ちた生き様と、ラストシーンを反芻しながら、同じものを見ているふたりを描きました。」と、制作時の想いを紹介。

多田はハンスがある理由で衰弱したヴィクトールを介抱するシーンを描き、「深く沈んだ悲しみで綴られたこの映画には愛することを求め続ける人間の生き方が描かれている。愛は⻑さじゃなく深さだ、と子供の頃何かの作品で読んだ。でも私は、愛とは共に積み重ねた時間の⻑さに他ならないと信じている。」と、ふたりが積み重ねてきた時間に思いをはせるコメントを寄せる。

いずれのイラストも、ふたりの腕に彫られた入れ墨が目を引く。ハンスの入れ墨は1945年、175条違反者である彼を嫌悪し遠ざけようとしていた同房の服役囚ヴィクトールが、ハンスがナチスの強制収容所で彫られた番号を隠すために新たな入れ墨を上書きしたもの。ヴィクトールの入れ墨は、いわく“若気の至り”で入れたものだ。しかし、劇中の会話でもそれらが何を描いているのか語られることはなく、鑑賞した人それぞれの解釈に委ねられる部分となる。

このことについて、セバスティアン・マイゼ監督によると「ハンスはヴィクトールに入れ墨を入れてもらうことで、強制収容所で壊れてしまった心を救ってもらうことになります。でも実は、この入れ墨が何をデザインしたのか知っているのは、これを描いたタトゥーアーティストだけで、私も含め他のスタッフは誰も知らないんです(笑)」と、自身も何が描かれているのか承知していないことを告白している。

『大いなる自由』は6月16日にオープンしたBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて7月7日(金)より公開。

作品情報

大いなる自由
2023年7月7日(金)、 Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国順次公開

STORY
第二次世界大戦後のドイツ、男性同性愛を禁じた刑法175条の下、ハンスは自身の性的指向を理由に繰り返し投獄される。同房の殺人犯ヴィクトールは「175条違反者」である彼を嫌悪し遠ざけようとするが、腕に彫られた番号から、ハンスがナチスの強制収容所から直接刑務所に送られたことを知る。己を曲げず何度も懲罰房に入れられる「頑固者」ハンスと、長期の服役によって刑務所内での振る舞いを熟知しているヴィクトール。反発から始まった二人の関係は、長い年月を経て互いを尊重する絆へと変わっていく 。

監督・脚本:セバスティアン・マイゼ/共同脚本:トーマス・ライダー /撮影監督:クリステル・フルニエ/編集:ジョアナ・スクリンツィ/音楽:ニルス・ペッター・モルヴェル、ペーター・ブロッツマン/出演:フランツ・ロゴフスキ、ゲオルク・フリードリヒ、トーマス・プレン、アントン・フォン・ルケ ほか
配給:Bunkamura

(2021年/オーストリア、ドイツ/116分/1:1.85/カラー/原題:Große Freiheit /英題:Great Freedom /字幕翻訳:今井祥子/字幕監修:柳原伸洋)

©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions

公式サイト https://greatfreedom.jp/


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