実際に起きた事件をもとに母と娘の悲劇を描く、中国新進気鋭の女性監督シェン・ユー監督デビュー作『兎子暴力/The Old Town Girls(原題)』が『兎たちの暴走』の邦題で8月25日(金)より池袋シネマロサ、アップリンク吉祥寺、26日(土)新宿K’s cinemaほかで公開されることが決定した。あわせてポスタービジュアルが解禁された。

本作は、2020年・第33回東京国際映画祭でワールドプレミア上映され話題を呼んだ、中国新鋭女性監督シェン・ユーの長編デビュー作品。監督・脚本をともに務めるシェン・ユーは、母と娘が娘の同級生を誘拐した2011年の実際の事件から着想を得て映画制作に取り組んだ。
17歳の高校生シュイ・チンは、重工業が盛んな四川省(しせんしょう)の攀枝花市(はんしかし)で父親と継母と弟の4人暮らし。お金持ちだけど両親が不仲で悩みを抱えるグループのリーダー、ジン・シー。地元の広告モデルをするほどの美人だけど父親の暴力に怯えるマー・ユエユエ。そんな3人は喧嘩しながらも毎日楽しく高校生活を送っていた。そんなある日、生まれて間もないシュイ・チンと古い街を捨て、成都へ行ってしまった彼女の実の母チュー・ティンが戻ってくる。憧れていた母との再会でシュイ・チンの生活は一変する。
脚本にはロウ・イエ監督の『シャドウ・プレイ』で共同脚本を務めたチウ・ユジエ、そして同じく『天安門、恋人たち』のプロデューサーを務めたローレル・フィルムの代表ファン・リーが名を連ねている。
解禁されたポスタービジュアルは、古い街を捨て成都から戻ってきた実の母チュー・ティンの乗る車や作品の舞台でもある四川省攀枝花市の特産物のマンゴーの色でもある黄色がメインカラー。「あなたのためなら何だってする」というキャッチコピーが配され、思春期の危うさからの事件性が「暴走」という言葉とのアンバランスさとともに表現されている。

兎たちの暴走
2023年8月25日(金)より池袋シネマロサ、アップリンク吉祥寺、26日(土)新宿K’s cinema他全国順次公開
監督:シェン・ユー(申瑜)
脚本:シェン・ユー(申瑜)、チウ・ユジエ(邱玉潔)、ファン・リー(方励)
プロデューサー:リー・ユー(李玉)、ファン・リー(方励)
出演:ワン・チェン(万茜)、リー・ゲンシー(李庚希)、ホァン・ジュエ(黄覚)ほか
2020年/中国/105分/北京語、中国語/日本語字幕:鈴木真理子/原題:兔子暴力 The Old Town Girls
配給・宣伝:アップリンク
©Beijing Laurel Films Co.,Ltd.




