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核戦争の脅威を描き、世界的なセンセーションを巻き起こしたイギリス製アニメーション映画『風が吹くとき』が8月2日(金)より全国順次公開。このたび日本版ポスタービジュアルと追加場面写真が解禁となった。また、デヴィッド・ボウイが歌う主題歌とロジャー・ウォーターズによる劇伴を収録したオリジナル・サウンドトラックも期間限定価格にて再発売中。

「37年の時を経て、あのときの風はまだ吹いている」

アニメーション映画『風が吹くとき』は、1986年に英国で制作され、翌1987年に日本でも劇場公開された。「スノーマン」や「さむがりやのサンタ」で知られる作家・イラストレーターのレイモンド・ブリッグズがマンガのようなコマ割りスタイルで描いた同名の原作「風が吹くとき」(あすなろ書房刊)を、自らも長崎に住む親戚を原爆で亡くした日系アメリカ人のジミー・T・ムラカミ(『スノーマン』)監督が映画化した。

今回解禁された日本版ポスターは、ジムとヒルダ夫婦をメインに、背景に戦争の足音を感じさせる爆撃機と、戦争を伝えるラジオがシンプルにレイアウトされたもの。ポスターには「100年後も残したい歴史的名作」、チラシ裏面には「37年の時を経て、あのときの風はまだ吹いている」というコピーも掲げられた。

青と赤のツートーンの背景カラーは、劇中の場面からインスパイアされたもので、本作がもつ様々な2面性——ほのぼのとした作画にも関わらず核戦争の恐怖を伝えるというテーマとのギャップの大きさ、映画前半部で描かれる夫婦のありふれた幸せな日常と後半部で描かれる原爆の被害の恐ろしさ——を伝えるものとなっている。

今回、新たに7点の場面写真も解禁された。原作には描かれていないシーンもあるが、これは自らも長崎に住む親戚を原爆で亡くした日系アメリカ人のジミー・T・ムラカミ(『スノーマン』)監督の演出によるもの。特に、妻ヒルダが見る白昼夢の描写では、彼女が繊細で想像力が豊かな人物であることが描かれる。このエピソードによって、「人間性を奪う」戦争の本質が明確に感じられる。

また、本作では音楽プロデューサーを元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが手がけ、主題歌をデヴィッド・ボウイが歌っていることでも大きな話題を呼んだが、オリジナル・サウンドトラックも期間限定のお得な価格にて今年3月より再発売されている。ストラングラーズのヒュー・コーンウェル、ジェネシス、ポール・ハードキャッスル、スクイーズも参加した全15曲収録の「心に残る名盤」となっている。

『風が吹くとき』は8月2日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

作品情報

風が吹くとき
(日本語吹替版のみの上映)
2024年8月2日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

1986年/イギリス/カラー/85分/1:1.33(スタンダード)/ステレオ

原題「When the Wind Blows」©︎MCMLXXXVI
提供:コンテンツ・ポテンシャル 後援:ブリティッシュ・カウンシル
配給:チャイルド・フィルム 配給協力・宣伝:プレイタイム

声の出演(カッコ内は日本語吹替版)
ジム:ジョン・ミルズ(森繁久彌) ヒルダ:ペギー・アシュクロフト(加藤治子) ロン(田中秀幸) アナウンサー(高井正憲)

スタッフ
原作・脚本:レイモンド・ブリッグズ 監督:ジミー・T・ムラカミ 音楽:ロジャー・ウォーターズ 主題歌:デヴィッド・ボウイ「When The Wind Blows」 日本語版監督:大島渚 製作:ジョン・コーツ 製作総指揮:イエイン・ハーヴェイ アニメーション:リチャード・フォードリー 美術・レイアウトデザイン:エロル・ブライアント 技術:ピーター・ターナー プロダクション・コーディネーター:アン・ゴドール 特殊効果:スティーブン・ウェストン

公式サイト https://child-film.com/kazega_fukutoki/

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